おかゆといえば、体調が悪い時や二日酔いの日など、胃腸に優しい食事を摂りたい時に食べるイメージがあります。永谷園から新商品でフリーズドライのカップおかゆが出ると聞いて、筆者は「体調が悪くてもお湯を注ぐだけでできるおかゆを開発するなんて、永谷園優しいな」と思っていました。しかし、実際は少し違ったのです。
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おかゆなのに「おかずをのせる」とは
永谷園
めし粥
¥253(税込)
永谷園から9月1日発売で登場した新商品「めし粥」はお湯を注ぐだけで完成するおかゆです。しかしあまりにも斬新なのは、パッケージの強すぎるビジュアルからもわかるように、ガッツリ食べたい日のためのおかゆなのです。
フタ部分には味濃いめ系おかずの提案が。どんなおかずの味わいも引き立てる食感と味わいが特徴で、カロリーは95kcalとかなり控えめ。だからこそガツンと好きなおかずを乗せて満足感のある食べ応えが叶いますよ~というわけです。
作り方は簡単です。フタを開けるとフリーズドライのお米と米粉が入っています。
内側の線までお湯を注いで軽くかき混ぜ、フタをして5分待ちます。
これでおかゆが完成。おかゆって一般的にはパックに入っていて湯せんするものが多いですが、体調が悪い日に湯せんって結構キツくないですか?お皿にうつしてレンジでも良いけれど、温まりかたにムラがありますし。その点、お湯を注いで5分というのはラクです。体調が悪い時用に常備しておいても良いかも。
完成したおかゆは水分多め系おかゆです。とろみのある質感でありながらごはんのようにお米の粒感をしっかり感じられるということで「ごはんとおかゆのいいとこどり」ですね。
賞味期限は約12か月ということで災害時のための備蓄にも良いなぁと思ったのですが、水では米粉にうまくとろみがつかず、美味しくできないとのこと。お湯が使える場合にはありですね。
と、「体調が悪い時に便利」「お湯が使えるなら備蓄にもいい」と書いてしまいましたが、このおかゆはガツンとおかずを楽しむためのものなのでした。フタの裏を見てみると、一緒に食べるのにおすすめの食材がずらり。ちょっと想像がつかないものもありますね。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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