使って実感できる快適なルート案内


まずは本体の電源を入れ、簡単な基本設定を行うのは前モデル「BeeLine Moto」と同じだ。その後、スマートフォンにダウンロードした専用アプリ「Beeline」を立ち上げてペアリングを行う。アプリの「目的地を探す」ボタンで場所を決めると、ナビゲーションが案内を開始する。
ナビゲーションモードは2種類から選べる。画面上で矢印が進行方向を指す「コンパスモード」は自由な旅感と遊び心があって良い。一方、確実に目的地に着きたい、時間が決まっていて寄り道はしたくないという時には「ルートモード」の選択がオススメだ。
実際に使用してみると、視認性が格段にアップしたと実感した。液晶サイズが直径26mmから直径36.8mmへと大きくなり、解像度もアップ。さらに高輝度IPS液晶に変わったことで、ナビを見るほんの数秒でもしっかりと確認できる。シンプルながらもルート表示が精細になったことで分かりやすく、スムーズにルートを辿り、目的地に到着できた。

前モデル使用時にも感じたことだが、スマホホルダーのようなスマートフォンの万が一の落下や、バイクの振動による機器への悪影響の心配やストレスがないという楽さがある。また、スマートフォンに表示される地図以外の情報に気を取られない点もメリットだ。
シンプルなデザインとグレードアップした質感はハンドル周りにもフィットする。ナビゲーションシステムは便利だが、見た目の違和感から使用を避けてきたネオクラシックモデルやスーパースポーツモデルのユーザーにも納得してもらえるだろう。
見た目と利便性は得てして相容れないものになりがちだが、この「BeeLine Moto Ⅱ」はそれぞれを上手くバランスさせている。ツーリングをより楽しく、快適なものにしてくれるアイテムだ。これを見て、気になった人はぜひ導入を検討してみてほしい。
ビーライン Moto Ⅱ ナビゲーション(スタンダード)
価格:¥33,880
カラー:ブラック
本体サイズ(mm):直径52×厚み20
本体重量(g):60
ディスプレイ解像度:412×412(402ppi)
連続稼働時間:約14時間(バッテリー容量 600mAh)
IP67防水、充電方式 USB Type-C
ビーライン Moto Ⅱ ナビゲーション(メタル)
価格:¥37,840
カラー:ガンメタ、シルバー
本体サイズ(mm):直径52×厚み20
本体重量(g):60
ディスプレイ解像度:412×412(402ppi)
連続稼働時間:約14時間(バッテリー容量 600mAh)
IP67防水、充電方式 USB Type-C
問い合わせ:プロト TEL:0566-36-0557
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文・撮影/安室淳一
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ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
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