内村航平選手がアンバサダーに! 予約が殺到する話題の時計!
ニューモデル「コンクエスト V.H.P.」を着用
ロンジンは、創業が1832年というスイスきっての名門ブランド。日本はまだ江戸時代後期であり、天保の大飢饉が起きた頃から存在しています。当初から高い技術を誇ったロンジンは、計時機能付きの複雑な懐中時計を他社に先駆けて発表したり、世界で初めて大西洋単独無着陸飛行に成功したチャールズ・リンドバーグと共に革新的な航空時計を開発するなど、数々の栄光を打ち立ててきました。そのひとつとして、アテネで開催された記念すべき近代オリンピック第1回大会(1896年)の計時を担い、信頼性の高さを実証しました。
「ボーナスで手に入れたい一生モノ」2024年のウォッチシーンを象徴する“珠玉の5本”は?時計ジャーナリストがトレンドワードとともに徹底解説
その技術力は現代へと継承され、テニスの全仏オープンや競馬の凱旋門賞などの公式タイムキーパーとしても活躍。多方面で「LONGINES」のロゴマークを見たことがある人もいるのではないでしょうか? また五輪第1回大会との繋がりから、世界新体操選手権の公式タイムキーパー及びスポンサーも担当しており、この度、2012年ロンドン大会、2016年リオデジャネイロ大会の個人総合種目でオリンピック2連覇を達成している体操選手、内村航平選手を日本人初の「ロンジン エレガンスアンバサダー」として迎え入れました。2月某日、ロンジンブティック銀座にてその就任と新広告ビジュアル発表のイベントが催され、内村選手は世界的に注目度が高い新作「コンクエスト V.H.P.」を着用し、登場。同社アンバサダーとしても、今後の活躍が見逃せません。
「コンクエスト V.H.P.」は2017年春に発表されたクオーツウォッチで、この1月より本格的に発売開始となりました。予約数や問い合わせ件数も断トツに多いという、話題性の高い一本。その特徴をまとめると、
①年差±5秒の高い精度
②GPDシステムの搭載
③簡単に時刻調整ができるスマートクラウン
④長寿命バッテリー&パーペチュアルカレンダー
⑤10万円台の価格設定
以上の5項目によって魅力的と言えます。
①の“年差±5秒の高い精度”とは、1年間に±5秒しか誤差を生じないということです。一般的なクオーツウォッチは月差±15秒ですので、年差にすると±3分も誤差が生まれる可能性があります。要するに年差±5秒なら、針の調整をほとんど必要としないのです。
②の「GPDシステム」とは“ギアポジション探知システム”のことで、磁場や衝撃によって影響を受けた時刻表示を自動補正する機能です。クオーツも携帯電話や家電などの電子機器が発している磁場に近づけると磁気を帯し、機能不全を起こします。また不意にぶつけてしまったり、落下してしまうと衝撃(故障するレベルは別として…)によって針飛びすることがあります。その問題を午前3時に自動的に修正してくれます。
③の「スマートクラウン」とは、時刻修正ポジションに引いたリューズを勢いよく回すことで、針が1時間ぶん送られるクイック機能です。これは海外渡航した際に現地時間に合わせたいとき、日本には未導入ですがサマータイムに合わせて時差修正したいときに非常に便利。一般的なアナログ式ウォッチに付いていない高機能と言えます。
④については、バッテリーが続く期間は約4年と長く、出荷時は省エネモードになっているため購入後すぐに電池切れという心配がありません。さらに電池が切れそうになると秒針が5秒ごとにジャンプするE.O.L.(電池寿命予告)モードになるので、バッテリー寿命が一目瞭然なのです。また、閏年を含めて月末の日付表示の修正が不要なカレンダー機構を採用。煩わしかったカレンダー調整とはおさらば!!
①~④のスペックを備えながら、⑤の価格設定は驚愕と言えるでしょう。これまでロンジンが培ってきた技術と実績によって生まれたエクスクルーシブ(専用)ムーブメントが、コンクエスト V.H.P.という究極のアナログ式クオーツウォッチを実現させました。
もちろんケースからブレスレットまで完成度が高く、ロンジンらしい気品と堅牢性を備えています。サテン&ポリッシュの仕上げが美しいオーソドックスなステンレススチール製のほか、耐傷性を上げるPVD加工を施したフルブラックのバリエーションもラインナップ。3針モデルのダイヤルはホワイト、ブラック、カーボン、ブルーの4色があり、好みに合わせた選択が可能です。ステンレススチールモデルは各¥121,000(税抜)、ブラックPVDモデルは各¥159,000。すべて発売中。
よりスポーティな印象のクロノグラフは2018年中にリリース予定。3つのインダイヤルは3時位置から時計回りに30分積算計、スモールセコンド、12時間積算計の順で配置し、4-5時間にはデイト表示もレイアウト。スペックは3針モデルと共通で、現在のところ4バリエーションがリリースされる見込みです。ステンレススチールモデルは各¥196,000(税抜予価)、ブラックPVDモデルは各¥234,000(税抜予価)。
「ロンジン コンクエスト V.H.P.」
Ref.L3.716.4.76.6 ¥121,000(税抜)
ロンジン エレガンスアンバサダーに選ばれた内村航平選手が着用するクオーツウォッチ。ねじ込み式の裏ブタを使った耐久性に優れるケースに、新開発の高精度&高機能なクオーツムーブを搭載する。風防ガラスは、下面に複層無反射コーティングをした硬質なサファイアクリスタルを採用。立体的なアプライドインデックスによって時刻が読み取りやすく、暗闇ではグリーンに光る蓄光型のスーパールミノバ夜光を各所に塗布。モデル名であり、レッド表記が鮮烈なインパクトの「V.H.P.」とは、Very High Presision(超高精度)の略。
ケースサイズ直径41㎜●ステンレススチール製ケース&ブレスレット●クオーツムーブメント キャリバーL288●5気圧防水●3時位置にデイト表示●トリプルセーフティ フォールディングクラスプ(プッシュボタン式開閉機構)
ロンジン/スウォッチ グループ ジャパン
03-6254-7351
https://www.longines.jp
取材・文/山口祐也 写真提供/ロンジン/スウォッチ グループ ジャパン
この記事のタグ
モノマックスの記事をシェアする