【360°風が突き抜ける】アディダス最新「クライマクール 4D」を編集長が絶賛!“リカバリーサンダル級に快適”な3Dプリントスニーカー『コレ買いです』Vol.173
執筆者: 編集長/奥家慎二
足の製造に丸一日!多次元ラティス構造でシューズに必要な機能と美フォルムを実現
素材を少しずつ積み重ねて立体物を作り上げていく3Dプリント技術。それでまるまる一足が完成してしまう時代がやってきました(今作はシューレースやシュータンといったパーツもありますが)。
足のラインに沿った流れるようなフォルムも、3Dプリントによるもの。
かかとも、特に別の素材をあてるわけでもなく、同一素材で成形。
アウトソールまで御覧の通り3Dプリントです。
もともとアディダスの「4D」は、主にミッドソールを3Dプリントするテクノロジーとして開発をスタートしたそうですが、今やシューズまるごと作り上げてしまうほどに進化しました。
具体的には、格子状モデルを周期的に配置して立体を形成する多次元ラティス構造が採用されています。横たわる梁をたくさんの支柱で支えている構造が、たくさん連なっているといえるでしょうか。興味深いのは、これら“梁”の長さや“支柱”の高さの違いによって美しいシルエットや、部位ごとに異なる厚み、求められるクッション性、強度などを実現していることです。
例えばくるぶしの真下は“高い支柱”を配置してかさ増しして、くるぶしあたりのフィット感を高めています。
肝心の通気性も非常に良好です。なにせこの多次元ラティス構造、複数の線で構造体を成しているので、いわば“穴だらけ”。どこからでも通気できますし、独自のエアフローパターンによって効率的に空気を循環させているんです。さらに素材にはソフトな吸水性があるため、シューズ内にエアフローを起こして通気性が向上するとのことで、歴代の「クライマクール」の中でもトップクラスの通気性なのではないでしょうか。
ちなみに高機能ポリマーを用いた光造形3Dプリンティング技術は、1足の製造に丸一日の時間がかかるのだとか。端材の発生や接着剤の使用がなく、サステナブルな製品でもあります。
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編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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