【世界が熱狂した1球の真実】W杯2026公式球に隠された内部構造とは?アディダス「トリオンダ プロ」が過酷な環境を制した“サステナブル”なハイテク技術『SDGsモノ』
執筆者: ライター/横山博之

世界中が熱狂の渦に巻き込まれた「FIFAワールドカップ2026」。激闘の記憶がまだ新しいピッチで、世界最高峰のプレーを支えた公式試合球、アディダスの「トリオンダ プロ」が今、モノ好きの間で改めて大きな注目を集めている。一見すると美麗な最新ボールだが、その内部には驚くべき技術革新が隠されていた。なんとバイオ由来素材を51.2%、内部の骨組みには100%リサイクル素材を採用。異なる気候が待ち受ける3カ国共催の過酷な環境を克服し、最高水準の安定性を実現したという。世界が息をのんだ大舞台の裏で進化を遂げた、“未来の傑作球”の真価を紐解く。
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過酷な環境を制したW杯2026公式球「トリオンダ プロ」
adidas
トリオンダ プロ
¥25,300(税込)
問い合わせ:アディダス コールセンター TEL:03-6732-5461
世界中を熱狂の渦に巻き込んだFIFAワールドカップ2026。文字通り、その熱戦の真っ只中にあったのが、公式試合球として採用されたアディダスの「トリオンダ」だ。厳格なテストを経て、最高水準の品質・安全性・耐久性基準を満たした製品に与えられるFIFAクオリティプロ認証を取得。加えて、サステナブルな素材を積極的に採用していることも今の時代性を象徴している。
内部の骨組みは100%リサイクル素材!驚異のサステナブル設計
「トリオンダ」を構成する材料には、バイオ由来素材を51.2%、リサイクル素材を15.6%使用。ボールに使用されるインクおよび接着剤は、環境負荷の少ない水性製品が用いられている。
また、カーカスと呼ばれるボール内部の骨組み部分は100%リサイクル素材であるとともに、インナー、フォーム、PUカバーにもバイオベース素材を取り入れたという。これらの素材設計によって、温度差のある環境においても優れた性能、耐久性および安定性を発揮することが可能になり、気候条件の異なる複数地域で開催された本大会において極めて重要な要件を満たしていた。
数々の名勝負と劇的なドラマの記憶とともに、サステナブルな理念の下で生まれた「トリオンダ」という傑作球にも、ぜひ改めて目を向けてみてほしい。
カエデ・鷲・星のエンボス加工で雨天時のグリップ力を向上


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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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