
かつて「農道のポルシェ」と称され、日本のマイカー時代を牽引したスバルにとって特別なモデル、「サンバー」。2012年にダイハツのOEM供給モデルへと生まれ変わり、2022年には初代から数えて8代目となる現行型「サンバーバン」が登場した。
そんな現代のプロユースを支えるサンバーバンが、静かな、しかし確実な実用アップデートを果たした。今回改良を受けたのは、NAエンジンを搭載するCVT仕様。車両の制御を見直すことで燃費が1km/L向上したという、ビジネスにもパーソナルユースにも嬉しい最新モデルの真価を自動車ジャーナリストが解説する。
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「スバル360」とともに歴史を築いた、特別なモデル「サンバー」
「サンバー」はスバルにとって特別なモデルといえる。1958年、スバル初の4輪として登場したのが「スバル360」だ。これが大ヒットし、日本にマイカー時代の到来を告げる。次いで1961年に登場したのがサンバー。トラックとライトバンを相次いで発売している。スバル360をベースとしており、同じくRRレイアウトを採用。まだ3輪トラックが主流だったこの頃、サンバーは圧倒的に広く低い荷室&荷台をもっていた。サンバーも大ヒットを記録する。
サンバートラックはRRゆえ、後に「農道のポルシェ」といわれるようになる。乗用車のスバル360、商用車のサンバー、この両輪のヒットが、スバルを確固たる自動車メーカーに押し上げたといえる。
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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