ボルボ XC60は、現代のSUVで最もエレガントな1台だ!【今語りたい名車 Car No.34】
あらゆる部分が満たされたプレミアムなSUV
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
本ブログでは、これまで当連載で扱ってきた名車を1台ずつ紹介しています。
第34回の名車はボルボ XC60です。
2017年にデビューした2代目XC60は、ボルボのミドル・サイズのプレミアムSUV。
新世代ボルボの第1弾となった大柄な2代目XC90と、最近上陸を果たしたコンパクトなXC40の中間にある。
XC90同様のSPAプラットフォームを採用。
スタイリングはXC90と同様のエレメントを用いながら、少々軽快なイメージででまとめられている。
ボディ・サイズは全長4690mm、全幅1900mm、全高1660mm。
XC90よりおよそ200kgほど軽い車体に搭載されるガソリン・エンジンは、XC90と同じもの。
最もパワーの小さなターボ付きで254ps、ターボ+スーパーチャージャーで320ps、それにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルはシステム全体で407psと充分以上。
またXC90にはない190psのディーゼル搭載車も用意されている。
ちなみにラインナップの全車がAWDとなる。
価格は599万~884万円。2017-2018日本カー・オブ・ザ・イヤーの受賞車であり、これは輸入車としてはVWゴルフに次ぐ2台目の快挙となった。
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ボディはマツダCX-5より若干大きい程度。
それだけに室内の居住スペースに不足はない。
シンプルで整然としていながらも上質で上品なインテリア・デザインも魅力的だ。
エンジンはいずれも2リッター4気筒でありながら1.9tほどの車体を意外やスポーティに走らせる。
取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2018年本誌掲載時点のもの)
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