日本の伝統とネパールの紙がもたらす新たな風?!右手で持っても「ひだりうちわ」発売!
歌舞伎の隈取(くまどり)をデザインしたフェイスパックで話題を呼んだ一心堂本舗から、ネーミングに大人の願望が込められたアイテムが登場。その名も「ひだりうちわ」。
「この内容で1000円台は衝撃プライス」スギ薬局のすごいPB商品ほか “コスパ抜群のスキンケア新作”を美容ジャーナリストが徹底解説
こちらの伝統的和小物には、様々な国の要素が詰め込まれているそうです。
たとえば、「ひだりうちわ」に使用されている紙。ネパールの手漉き紙「ロクタ紙」、京都の手漉き和紙、活版印刷が可能な機械抄き和紙の3種類が使われています。
ネパールの手漉き紙「ロクタ紙」
ロクタという木の皮から生まれるこの紙は、ヒマラヤ山脈に抱かれたネパールの大自然のなかで、一枚一枚手作業で作られています。
木の繊維を残した温かみのある紙で、ネパールでは「1000年もつ紙」と言われ、丈夫な紙としても有名です。しかもインクがのりやすいので、色がキレイに発色します。
「ひだりうちわ」は全22種のうち18種類に、このロクタ紙を使用。ドイツやニューヨークのデザイナーが、この紙の持ち味を活かしたポップなデザインを手掛けています。
使い込むほど味が出る手漉き和紙
一方、手漉き和紙は、京都の工房で職人が作っています。熟練の職人が漉いた和紙は、繊維が絡み合うため、丈夫で長持ちです。その和紙に、シルクスクリーン技法で彩色したのが友禅和紙。浴衣に映える伝統的な柄で、長く愛用できるうちわになっています。
うちわの名産地・香川県の丸亀うちわを小判型に!
古くは江戸時代、こんぴらさんのお土産として、日本全国に知れ渡った香川県丸亀市の丸亀うちわ。骨組みは竹でできており、丈夫で軽いのが特徴です。
「ひだりうちわ」では、そんな丸亀うちわを、持ち運びに便利な小判型にし、現代のライフスタイルにアジャストしました。
カバンに入れると、うちわのキワを傷つけてしまいそう…と、心配な方には、「だるま型うちわケース」がオススメ。つぶらな瞳のだるまさんが、「ひだりうちわ」を守ってくれるから安心です。
別売りの「宛名・メッセージシール」をパッケージに貼れば、郵送することも可能。実用的で気の利いた暑中見舞いは、喜ばれること間違いなしです。
一心堂本舗
http://www.isshin-do.co.jp
取材・文/横山博之 写真提供/一心堂本舗
この記事のタグ
モノマックスの記事をシェアする