MonoMax(モノマックス) Web

モノマックス 人気記事ランキング

【ベントレー・ベンテイガV8モデル海外試乗レポート】ラグジュアリーを極めた ジェントルマン向けSUV

世界中のスーパーリッチ層はもとより、カーマニアからも注目を集めるベントレー。同社初のSUVとして誕生したベンテイガに、ニューモデルが追加された。その素性と走りを欧州からレポートする。

【ベントレー・ベンテイガV8モデル海外試乗レポート】ラグジュアリーを極めた ジェントルマン向けSUV

間もなく創業100年を迎えるベントレーはイギリス屈指の超高級車メーカー。創業者であるW.O.ベントレーが言い残した「私が作りたいのは速くて、優れていて、クラスで最高のクルマだ」という思想に基づき、高性能かつ耐久性に優れたグランツーリズモを早くから生み出すいっぽう、1924〜1930年にはあのルマン24時間レースで5勝を挙げる偉業を成し遂げている。

こう聞くと、速くて頑丈なだけが取り柄の無骨なクルマを思い浮かべるかもしれないが、イギリスを代表するもうひとつの超高級車メーカーであるロールスロイスと長く資本を共にしていた影響もあって、豪華で趣味のいいインテリアを備えていることでも広く知られる。しかも、それらは職人がひとつひとつ手作りするもので、驚くほどクォリティが高い。たとえていえば、ウッドやレザーを多用したイギリスの高級家具をそのままクルマのなかにしつらえてしまったようなものだ。

2015年にデビューしたベンテイガは、そんなベントレーの世界観をそのまま投影したラグジュアリーSUVである。排気量6.0リッターのツインターボエンジンはV型ではなくW型と呼ばれる凝ったシリンダーレイアウトを採用し、608psもの最高出力を発揮。最高速度は301km/hに達するいっぽうで、既存のどんなSUVにも負けないオフロード性能も実現。しかもキャビンにはベントレーの文法どおりぜいたくな素材がふんだんに用いられている。まさに世界最強・最高級のSUVといっていい。

そんなベンテイガにV8 4.0リッター・ツインターボエンジンを搭載したモデル、その名もベンテイガV8が追加された。ただし、ベントレーはベンテイガV8をただの廉価版とはせず、“スポーティ”という新たな個性を与えることで、W12モデルとは別のキャラクターに仕立て上げたのである。

その源となるのは、新開発のV8エンジン。アクセルペダルを踏み込んだとき、厳かに、しかしいつ尽きるとも知れることのない圧倒的なトルクを生み出すW12エンジンに対し、V8エンジンはパンッ! となにかが弾けたかのような勢いでパワーを噴出。まるでスポーツカーのような身軽さで、レスポンスのいい加速を始めるのだ。しかも、最高速度はW12と遜色のない290km/h。その性能は過剰といって差し支えない。ちなみに、このV8エンジンはポルシェと共同開発したもの。ベンテイガV8が鋭いレスポンスを発揮するのは当然といえるかもしれない。

いっぽう、ハンドリングや乗り心地はW12モデル譲りで、快適性や安定性を見事に両立させている。また、試乗車は48Vアクティブアンチロールバー(W12に標準装備、V8はオプション設定)を搭載していただけあって、舗装路では機敏なコーナリングと心地いい乗り心地を発揮するいっぽう、滑りやすい雪道でもしっかりと路面を捉えるオフロード性能を実現していた。

V8という新たな個性が加わったベンテイガ。“世界最強・最高級のSUV”の地位はさらに強固になったといえる。

 

【ベントレー・ベンテイガV8モデル海外試乗レポート】ラグジュアリーを極めた ジェントルマン向けSUV

最高級素材で構成されるインテリアは、精巧かつ重厚感のある雰囲気。

 

【ベントレー・ベンテイガV8モデル海外試乗レポート】ラグジュアリーを極めた ジェントルマン向けSUV

ラグジュアリーな本革シートには、同社のエンブレム「Winged B」の刺繍が施される。

 

【ベントレー・ベンテイガV8モデル海外試乗レポート】ラグジュアリーを極めた ジェントルマン向けSUV

リアルウッドが用いられたセンターコーンソールには、走行モードを選択できる「オールテレインスペシフィケーション」の操作部も設置される。

 

【ベントレー・ベンテイガV8モデル海外試乗レポート】ラグジュアリーを極めた ジェントルマン向けSUV

ベントレー伝統の大型フロントグリルにはスポーティなブラック塗装が施される。

 

【ベントレー・ベンテイガV8モデル海外試乗レポート】ラグジュアリーを極めた ジェントルマン向けSUV

先行販売されているW12モデルの楕円形とは異なり、V8モデルのテールパイプは8の字形を採用。後方からの印象もスポーティ。

 

【ベントレー・ベンテイガV8モデル海外試乗レポート】ラグジュアリーを極めた ジェントルマン向けSUV

同社初のSUVであるベンテイガ。リアスタイルも気品を漂わせつつ強烈な存在感を放っている。

 

【ベントレー・ベンテイガV8モデル海外試乗レポート】ラグジュアリーを極めた ジェントルマン向けSUV

4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンは最高速度290km/hを実現。停止状態から100km/hに到達するまで、わずか4.5秒。

 

 

BENTLEY Bentayga V8(ベントレー・ベンテイガ V8)

¥19,946,000

フライングスパーやミュルザンヌなど、スポーツカーに劣らぬ性能を持つ高級サルーンをラインナップするベントレーが、新ジャンルとして2016年に日本へリリースしたSUV。同社の伝統であるマトリックスフロントグリルやツインヘッドライト、モダンとクラシックを融合させた端正なボディデザインなどを備え、圧倒的な存在感と優雅さを誇る。

 

<SPECIFICATIONS>

全長×全幅×全高:5150×1995×1755mm

駆動方式:AWD

パワーユニット:V型8気筒DOHCツインターボエンジン

総排気量:3996cc

最高出力:404kW(550ps)/6000rpm

最大トルク:770Nm(78.5kgm)/1960-4500rpm

トランスミッション:8速AT

 

ベントレーモーターズ

https://www.bentleymotors.jp

問ベントレーコール

0120-97-7797

 

取材・文/大谷達也 撮影/ベントレー モーターズ ジャパン 構成/安藤修也(フォッケウルフ)

 

この記事のタグ

モノマックスの記事をシェアする

関連記事

【ジープの代表格オフローダー】「ラングラー」が6年ぶりに大幅改良して登場! 2つの限定車は争奪戦必至!?

【プレミアムなハッチバック】フランスの初夏を感じさせる特別な「DS4」が登場、ひなげし色のコクリコ エディション!

話題沸騰中の“新・ランクル”、お値段以上のスズキ新型「スイフト」ほか【クルマの人気記事 月間ベスト3】(2024年4月)

【第2弾も完売必至!?】カタログにはない限定車「アバルト F595C セカンド エディション」が登場

【コンパクトミニバンの大本命】「新型ホンダ フリード」6月に正式発表が決定! 先行公開の内容に早くも期待値爆上がり!?

【体験レポート】「ジムニー」のホビーラジコンが超遊べる!大人も夢中になりすぎた!!『YouTubeで徹底解説』

【新しい旅のカタチ】 JTBが提案する「アドベンチャーツーリズム」に注目!現地ガイドが案内するおすすめプランで新発見と感動の旅を!

【コスパも最高!】シャツ感覚で羽織れて清涼感がスゴイ! MK ミッシェルクランオムの“大人のウエア”を発見!

本格派か!? 機能性派か!? イオンのスーツ&ジャケパンは三拍子そろった傑作だった!

今月のモノマックス特別付録

【この付録が便利すぎる!】カード20枚収納&キーリング付き!ミニ財布の決定版!

【この付録が便利すぎる!】カード20枚収納&キーリング付き!ミニ財布の決定版!