充電不要!? 最新の研究が生んだイヤーグッズの正体とは!
巷で見かけることの多くなった完全ワイヤレスタイプのイヤホン。便利な反面、3~5時間に1度の充電が必要となるのが、ちょっとした手間でした。
❝業界初❞機能を搭載したパナソニックの最新掃除機「MC-NX810KM」で楽してキレイを実現!
ですが、上写真の彼が耳にしているもの、なんと充電が不要ということで……これは一体!?
二段階調節が可能な電池不要の耳栓
この「dBud(ディーバッド)」、デジタル機器のようなフォルムですが、実は電池も充電も必要としない全くのアナログ製品。最新型のイヤープラグで、詰まるところ耳栓なんです。彼が耳にしていたのは音楽ではなく、静寂でした。
この一風変わった耳栓を作ったのは、水泳用耳栓「SURF EARS 2.0」で30カ国への販売実績を持つスウェーデンのEARLABS社。 リサーチと研究に3年を費やし、周波数の低減率が歪まないアコースティックフィルターを開発しました。スライド操作で環境音を二段階で調節できるというスグレモノなのです。
これを見ると、「dBud」が人の声以外の音を抑えているのがわかります。集中したいけど、コミュニケーションも取らなければならないときに、ちょうどよい設定です。
どの周波数も約-30dBの減衰を表し、音の歪みが少ない状態で音量を大幅に下げていることがわかります。
さまざま耳にフィットする6つのイヤーチップを付属
耳栓でもっとも重要なのは、耳の穴にサイズが合っていること。というわけで、「dBud」では6種類のイヤーチップを付属しています。使用しないときは首にかけられるコードと、ポケットサイズのキャリーケースも付属しています。
不特定多数の人がいるコーヒーショップで、仕事に集中したい。いつもはノイズキャンセラー付きのヘッドホンや、好きな音楽をかけて周りの雑音を打ち消していたという人に、ぜひ試してみてほしいアイテムです。
dBud日本公式サイト
https://www.plusultra-dbud-earplugs.jp
取材・文/横山博之 写真提供/PLUSULTRA
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