今しか味わえない一番搾りオリーブオイル!700余年の歴史をもつ「フレスコバルディ・ラウデミオ」
「フレスコバルディ・ラウデミオ」は、イタリア・トスカーナ地方の名門フレスコバルディ侯爵家によって生産されているエキストラヴァージン・オリーブオイルの最高峰。フレスコバルディ家は700年にわたり、ワインとオリーブオイルを作り続けている名家で、この「フレスコバルディ・ラウデミオ」はトスカーナの伝統的な手法によって手摘みされたオリーブを、最新の設備で採油し、まるで絞りたての果汁のようなフルーティーさとみずみずしさが絶賛されている。
その最高峰のオリーブオイルの一番搾りが今回紹介する「ヌォヴォ・ラッコルト」。10月に収穫されたオリーブの実をすぐに採油し、約2週間寝かせてから瓶詰めしたもので、一番搾りならではの鮮やかで美しい緑色と、フレッシュな味と香りが特徴。12月からこの時期にかけて数量限定で販売されている。1年で今しか味わえない、貴重なオリーブオイル。フレスコバルディ・ラウデミオが最高峰といわれる品質を保つポイントを上げてみよう。
トスカーナの地形が生んだ風味
搾った果汁を発酵させるワインなどと違って、オリーブオイルは絞るだけなので、オリーブそのものの品質が大切。一般にはオリーブは暖かい地域で収穫されることが多いが、フレスコバルディは北限といわれるトスカーナの丘陵地で作られている。1日の寒暖差があることで、栄養価が高く、風味のいいオリーブになる。
熟し切る前に手摘みするから凝縮
フレスコバルディでは、オリーブの実が熟し切る前にすべて手摘みで丁寧に収穫する。熟しすぎてしまったオリーブは水分が多いので取れる量は多いが、風味がなく水っぽくなるため、熟し切って実が落ちたものは使わないという徹底ぶり。手摘みしたオリーブは量はたくさん取れず、6キロの実からわずか1リットルしか採取できないが、水分の少ない凝縮したオイルを抽出できる。
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収穫後すぐ搾油するから酸化しない
収穫した実は、搾油するまでに時間をおくほどに酸化していく。フレッシュさが命だ。フレスコバルディでは収穫後24時間以内、「ヌォヴォ・ラッコルト」は、できるだけ早く6時間くらいで搾油しているという。エキストラバージンオイルと呼ばれるための酸度の規定値は0.8%であるが、このオイルはずっと低い0.2%という新鮮さを誇っている。
「ヌォヴォ・ラッコルト」はオイルというより、オリーブのフレッシュジュースのようで、エメラルドグリーンの鮮やかな色だ。香りは雨に濡れた切ったばかりの草のようで、口に含むとピリッとした辛味と苦味がバランスがよく、後味が長持ちする。
オリーブオイルが健康にいいというのはすでに知られていることだが、このオリーブオイルは他のオリーブオイルに比べてもさらに優れている。コレステロールを下げるといわれるオレイン酸の含有量が高く、抗酸化作用の高いポリフェノールも一般のオリーブオイルに比べ2倍程度と豊富に含まれている。
この新鮮なオイルは、どのような料理にも合う。バケットにそのままつけてオイルの風味を楽しむもよし、サラダにたっぷりかけて、少量の塩で味付けると野菜のおいしさを引き立てる。パスタやグリルした肉などにかければ料理をワンランクアップさせるし、和食の豆腐や味噌汁にかけてもおいしい。
今シーズンの収穫が「フレスコバルディ・ラウデミオ」というブランドで製品を発売してからちょうど30年にあたり、その記念に2018年収穫のオイルはすべてゴールドのボトルに詰めて発売される。30周年記念の特別な年の新鮮な一番搾り、急げばまだ購入できる。ぜひ味わってみてほしい。
2018年初搾りオリーブオイル! ヌォヴォ・ラッコルト(500ml)
¥5300(税抜き)
【問い合わせ】
チェリーテラスオンラインショップ
http://www.ct-customer.com/
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取材・文/栗山琢宏 写真提供/チェリーテラス
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