【BEAMS特撮部】仮面ライダージオウのウォズこと、渡邊圭祐さんがハマッた漫画とは？【仮面ライダージオウ】

11年目に突入した、長寿連載『ビームス特撮部』。本誌では泣く泣く削ったエピソードをWEBで紹介します！
今回は８月９日発売９月号掲載、『仮面ライダージオウ』にウォズ役で出演中の渡邊圭祐さんの回です！

渡邊圭祐さん
@w_keisuke93
https://www.instagram.com/w_keisuke93/

知識への貪欲さがすごい！

特撮部　もともとはファッション業界にいらっしゃったんですよね？

渡邊　はい。古着屋で働いていました。

特撮部　お店は、何を扱ってました？

渡邊　レギュラーからビンテージまで幅広く扱っていました。全部LA買い付けだったんですよ。

特撮部　仙台は古着がアツイですもんね。

渡邊　でも今は、福島もアツイんですよ。

特撮部　そうなんですか。東京で言うと、町田がアツイみたいなことなんですかね。掘り出し物があったりしますよ。

渡邊　そうなんですね、いいこと聞きましたね。僕が働いていた古着屋は４店舗あったんですよ。客層としては学生が多いので、メンズの店舗はレギュラーメインですね。レディースの店舗もレギュラー多めでした。あと、ビンテージに特化していて、LAの雰囲気を店内に再現した店舗がありました。もう１店舗は日本のメイドインジャパンのブランドを入れて、セレクトショップみたいにやっていました。ターゲットを絞らず、幅広くお客様を獲得していくみたいなお店でしたね。

特撮部　ご自身は、ファッションはどういうのが好みですか？

渡邊　実は、全然古着を着ないんですよ（笑）。

特撮部　（笑）。

渡邊　デニムはすごく好きで、オルテガも好きなんです。でも、知識を得て満足しちゃうんですよ。先日スタイリストさんと話していたんですけど、今のブランドの型って、オリジナルは昔の服、つまり古着だったりするんですよね。それを知っていくのが面白いんです。「あれの元ネタはそうなんだ。じゃあ、こっちを着てみよう」っていうロマンが好きと言いますか。知識欲をくすぐられるのが好きなんです。

特撮部　普段から探究心がある方ですか？

渡邊　そうですね。人にうんちくを披露するのが好きなんです。自分からひけらかす感じではないんですけれど、話の中で、「それって、合わせるといいらしいですよ」って、嫌がられない程度にさりげなく（笑）。

特撮部　会話のワンワードを拾ってさしこむ感じですね（笑）。それでは、今気になっているジャンルのモノやコトってありますか？

渡邊　結構飽き性と言いますか、好きなものが変わりやすいんです。サボテンがめっちゃ好きな時があれば、スニーカーが好きな時があったり。今は家具を見るのがすごい好きなんです。家具屋さんに行って、「これあったらいいな。でも、今の間取りでは絶対入らないなあ」って考えたり。

特撮部　狙っている家具はありますか？

渡邊　考えないようにしています。考えると衝動的に買ってしまいそうなので、あまり欲をかかないようにしています（笑）。テーブルの種類を知って、知識を深めるのがもっぱらです。

スポーツ漫画が好きでした

特撮部　小さい頃、特撮を見てました？

渡邊　兄が見ていた『仮面ライダークウガ』を一緒に見ていたのが最初だと思います。他に記憶にあるのは、『仮面ライダーアギト』や『仮面ライダー龍騎』、『仮面ライダー電王』や『仮面ライダーフォーゼ』ぐらいです。本当に仮面ライダーに詳しくなくて、ウォズを演じることが決まった時、親に「仮面ライダーに出演することになったよ」と話したら、「そんなに仮面ライダー好きだったっけ？」って言われたぐらいなんです。

特撮部　少年時代は何がお好きだったんですか？

渡邊　漫画がすごい好きでした。中でも、スポーツ漫画がものすごく好きで、『キャプテン翼』を読んでサッカー面白いなと思って、『風光る』を読んで野球も面白いなと思って。『風光る』は、当時僕の周りでは誰も読んでなかったですね（笑）。

特撮部　『風光る』は渡邊さんの世代よりちょっと前ですよね。

渡邊　そうですね。父が持っていたのを読んだりしていたからかもしれません。『風光る』の影響で、野球も面白いと思ったんですけれど、砂にまみれたくないという、ちょっとわからない理由で避けてしまい（笑）、『SLAM DUNK』を読んで、バスケットボールを始めたんです。僕はテレビを見るより、外で体を動かすのが好きな子どもだったんです。

映画『劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer 』

映画『劇場版仮面ライダージオウ Over Quartzer 』全国ロードショー中。
http://zi-o-ryusoul.com/
テレビ『仮面ライダージオウ』毎週日曜午前9：00～テレビ朝日系にて放送中
https://www.toei.co.jp/tv/zi-o/index.html