MonoMaxが選んだ、「楽しい♪クルマ大賞」を発表します!(後編)
ここ1年間くらいの間に発売された、運転することや所有することがとにかく「楽しい」車種を厳選し、全車に精通する本誌クルマスタッフ3名が、徹底的に評価!
前編はこちら!
今回の後編でも3つの部門で大賞に輝いた車種を紹介していきます!
「トヨタのRAV4が一部改良で魅力度アップ!」人気のオプションを標準装備化するとともにラインナップを一部変更
Part4 走りも見た目もワイルド部門
過熱するSUVブームの中、オフロード系の人気車がモデルチェンジを敢行。形と走りを比較する。
【ノミネート車】
トヨタ RAV4
ジープ ラングラー
オンもオフも似合う万能モデルが大賞獲得
イケノヒラ(以下、イケ) RAV4が売れてますね。
オクイエ(以下、オク) 日本カー・オブ・ザ・イヤー2019-2020も受賞しましたよ。
安ド 先代型よりだいぶ大きくなったんですけど、販売店に聞いたら、ユーザーは意外と気にしてないらしいです。やはりデザインがいいからって。
イケ ああいうオフロード向けっぽいSUVを選ぶ人は、むしろ大きいクルマが好きな人多いしね。
オク ゴツいのに街中で乗ってもカッコいいじゃないですか。個人的には新型ラングラーもよかったですけどね。
イケ 旧型オーナーの私も、当然ラングラー推しですけど、あれはほとんどイメージが変わってませんから(笑)。
安ド では、最新鋭の4WDシステムを搭載して、悪路走破性もかなり高めたRAV4が大賞ですね。
「走りも見た目もワイルド部門」大賞はRAV4!
「ボディサイズの大きさも気にならないデザイン」(安ド)
効率を追求した最新鋭の4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」や、ハイブリッドモデルには専用4WD「E-Four」が設定される。
トヨタ
RAV4
¥2,656,500~3,888,500
問トヨタ自動車お客様相談センター ☎0800-700-7700
都市型SUVの老舗モデルながら、2年以上の販売休止を経て復活を遂げた5代目は、タフでワイルドな雰囲気に変貌を遂げた。大型化されたボディには、2.0ℓの直噴ガソリンエンジンと2.5ℓハイブリッドが搭載される。
■SPEC(アドベンチャー)●全長×全幅×全高:4610×1865×1690mm●パワーユニット:2.0ℓ直列4気筒エンジン●最高出力:126kW(171ps)/6600rpm●最大トルク:207Nm(21.1kgf-m)/4800rpm●駆動方式:4WD●トランスミッション:CVT●WLTCモード燃費:15.2km/ℓ
Part5 トレンド盛りだくさん部門
ハイトワゴンより、さらに背が高いスーパーハイトワゴン。人気車はトレンドを豊富に備えている。
【ノミネート車】
スズキ スペーシア ギア
ダイハツ タント/タントカスタム
N-BOX対抗の2台は異なる方向性で勝負
オク 軽で人気を二分しているのが、ハイトワゴンと、さらに室内スペースの広いスーパーハイトワゴンです。
安ド ここ数年1番売れていたのはN-BOXですが、昨年は実力派のタントがモデルチェンジしましたね。
オク なんというか、すべてのネガをつぶした、売れ筋軽自動車のお手本のような感じです。
イケ 新開発シャシーの導入で、走りも欧州車みたいでした。
安ド けど、ライバルのスペーシアも、追加モデルとして、特徴をもたせたスペーシア ギアを投入しましたね。
オク 広々とした室内やドア開閉機構など居住性が高いのはもちろん、アウトドアに使える万能さがいいですね。
イケ レジャー系の趣味を持っている人ならスペーシア ギアでしょうな。
「トレンド盛りだくさん」部門大賞はスペーシア ギア!
「アウトドアにも使える万能性が魅力です」(オクイエ)
内装もアクティブな印象の専用デザインになったほか、撥水加工が施された専用シートや防水タイプのラゲッジなども採用されている。
スズキ
スペーシア ギア
¥1,644,500~1,890,900
問スズキお客様相談室 ☎0120-402-253
スクエアボディの「スペーシア」をベースに、ライトまわりやバンパーなどにガンメタリック塗装が施されたSUVテイストのパーツを追加。都会的で押し出し感の強いスペーシアカスタムとは別の方向性のニューモデルだ。
■SPEC(HYBRID XZターボ)●全長×全幅×全高:3395×1475×1800mm●パワーユニット:660cc直列3気筒ターボエンジン●最高出力:47kW(64ps)/6000rpm●最大トルク:98Nm(10.0kgf-m)/3000rpm●駆動方式:FF●トランスミッション:CVT●JC08モード燃費:25.6km/ℓ
Part6 最新&強烈なテクノロジーに驚き部門
そもそもクルマはテクノロジーの塊だが、その中でも特に最新の機能、走行性能を持つモデルを選出。
【ノミネート車】
トヨタ スープラ
日産 スカイライン
BMW 3シリーズセダン
最新技術が搭載された走りのいいクルマたち
オク 最後は、実用面や走行性能などで特筆すべき技術を持つモデルです。
安ド 技術力の高さには定評がある日産ですが、スカイラインの「プロパイロット2・0」は話題になりましたね。
オク 高速走行中にハンズオフ(手放し)できるのは驚きました。運転支援技術もここまで現実的になったかと。
イケ スカイラインは走りの質感もすごくいいですしね。ただ、クルマ好きとして、スープラは外せないでしょう。
安ド ここのところ少なかったスポーツクーペのニューモデルですもんね。
オク トヨタがBMWと組んだってところも興味深いですよね。BMWといえば、新型3シリーズ。技術力も高いですが、いつまでも運転していたいと感じた一台です。ただ、全員が納得したのはスカイラインで決定ですね!
「最新&強烈なテクノロジーに驚き」部門大賞はスカイライン!
「運転支援技術が現実的になったことに驚き」(オクイエ)
テールランプはスカイライン伝統の丸型4灯が復活。さらに、従来型では「INFINITI」だったエンブレムが「NISSAN」へ戻されている。
インテリアは現代的でモダンな雰囲気。ドライバーの目線を検知して、よそ見や居眠り運転などを防止する機能も搭載されている。
パワーユニットは3.5ℓV6ハイブリッドのほか、今回の改良で、3.0ℓV6ツインターボエンジンを搭載する「400R」も追加された。
日産
スカイライン
¥4,353,800~6,444,900
問日産自動車お客様相談室 ☎0120-315-232
60年以上の歴史を持つ日本が世界に誇るスポーツセダン。昨年はマイナーチェンジながら、内容を大幅に刷新。高速道路でハンズオフ走行が可能な「プロパイロット2.0」という技術が搭載されたことで注目を集めた。
■SPEC(GTタイプP・ハイブリッド)●全長×全幅×全高:4810×1820×1440mm●パワーユニット:3.5ℓV型6気筒エンジン+モーター●最高出力:225kW(306ps)/6800rpm●最大トルク:350Nm(35.7kgf-m)/5000rpm●駆動方式:4WD●トランスミッション:7速AT●JC08モード燃費:14.4 km/ℓ
いかがでしたでしょうか?
来年もぜひとも開催したいと思っておりますので、お楽しみに!
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