【取材】おうち時間の充実に! プロにおいしいウイスキーの作り方を教わった!
家で過ごす時間が長くなり、お酒を嗜む時間が増えたという人も多いでしょう。せっかくならお店でいただくようなおいしいお酒が飲めたらなあと夢見るところです。そこで今回は様々な飲み方で楽しめるウイスキーのおいしい作り方を、プロのバーテンダーの方に伝授していただきました!
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Bar聖/YouTuBAR聖 佐藤聖也さん
教えていただいたのは、青森県は北津軽郡板柳町にある「Bar 聖」のオーナーバーテンダー、佐藤聖也さん。実は佐藤さんはYouTubeにてオンラインBAR「YouTuBAR 聖」も開いており、簡単に作れるカクテルのレシピなどの動画を配信しています。4月に開始したお酒をテイクアウト用に販売できる「期限付酒類小売業免許」の取得をきっかけに、なかなか外出ができない中でもお酒を囲む時間やその交流を楽しんでもらいたいとの思いで始めたそうです。店内のお酒を量り売りで販売しており、ライブ配信中はチャット機能を使って会話もできます。そんな佐藤さんの活動を知り、今回は、東京と青森を繋ぐオンラインでのレクチャーをお願いすることになりました。画面越しに佐藤さんが教えてくれる作り方を見て、時に質問しながら実践していきます。
1.ハーフ・ロック
ウイスキーと水を1:1の割合で作るトワイスアップに氷を入れたカクテル。
①ウイスキーをグラスに30ml入れ、②水を同量の30ml入れます。③バースプーンでステアして馴染ませたら、④氷をひとつ入れ、最後に軽くステアして完成です。「氷は大きいものをひとつ入れると、溶けにくいです」(佐藤さん)。「ウイスキーは水より先、ですね! 覚えました」(編集部)。
2.加水しながら飲む
ストレートのウイスキーに少しずつ加水し、香りを楽しみつつ飲むスタイル。
①蓋付きのグラスにウイスキー30mlを注ぎ、②好みで水を少しずつ加えながらいただきます。水一滴でも味わいの変化が楽しめるのが面白いです。「飲み終わったあと蓋をしておくと、グラスアロマも楽しめます」(佐藤さん)。「蓋付きグラスっておしゃれですね! ウイスキー通になった気分です」(編集部)。
3.ハイボール
ウイスキーをソーダ(炭酸水)で割るのが、最もスタンダード。
①氷を入れてステアし、グラスを冷やします。余分な水分は捨てます。②ウイスキーを30~45ml入れ、炭酸をグラスの縁に沿って氷に当てないように注ぎます。③バースプーンで氷を2、3回持ち上げ、軽くステア。④最後にウイスキーをバースプーン1杯分、表面にフロートして完成! 「ソーダを注ぐときは、グラスの縁に流し込むのがコツです」(佐藤さん)。「氷でグラスを冷やすだけで、いつもの味と全然違いました! 混ぜるのは炭酸がグラスを巡る勢いに任せて、ステアしすぎないのもポイントですね」(編集部)。
4.マミー・テイラー
ウイスキーにジンジャーエールとライムを入れるカクテル。
①ハイボールと同様にグラスを冷やし、ウイスキーを30~45ml入れます。②ライムを搾るか、もしくはライムジュースを入れて、③ジンジャーエールをグラスの縁から注ぎます。④バースプーンで2、3回氷を持ち上げ、軽くステア。⑤ウイスキーをフロートさせて完成。「最後にスプーン1杯分のウイスキーを浮かべると香りがいいですよ」(佐藤さん)。「ひとさじのウイスキーが利いています。絞ったライムをひねってグラスに入れるのもかっこいい」(編集部)。
プロの道具を使って本格派に近づこう!
より本格的な気分でお酒を作りたい人のために、佐藤さんが使用されているアイテムを教えていただきました。
ユキワのメジャーカップ
ユキワ/メジャーカップ 型番:03301051 ¥1,600 問:三宝産業0256-64-3361
カクテル作りには欠かせない、酒の量を計測するカップ。上下2つのカップとも内側に目盛りがあり直感的に使える。目盛り位置:約15・30/10・20cc。
ユキワのバースプーン
ユキワ/バースプーン 型番:0330 2132-34 ¥1,600 問:三宝産業0256-64-3361
バーテンダーが酒のステア(混ぜる)用に使うツール。ねじれ部分に指を引っ掛けることにより、滑りにくく、指先だけで繊細な動きができる。長さ34cm。
これらのプロの道具を使って、奥深いウイスキーやカクテルの世界を探求していくのもいいですね。お店でも、家でも、おいしいお酒を楽しみましょう!
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