岩手県雫石町に機械式グランドセイコーの聖地誕生!
1970年から高級メカニカルウオッチの製造を行っている盛岡セイコー工業。20Km北に岩手の名峰・岩手山を臨むという清らかな土地で、時計の匠たちは日々技術に磨きを掛けています。
「ボーナスで手に入れたい一生モノ」2024年のウォッチシーンを象徴する“珠玉の5本”は?時計ジャーナリストがトレンドワードとともに徹底解説
7月20日、その盛岡セイコー内に機械式グランドセイコーの聖地となるべくオープンした、「グランドセイコースタジオ 雫石」。建築家・隈研吾氏の設計で建てられた雫石の自然と調和する木造建築になっています。
このグランドセイコースタジオ 雫石は、グランドセイコーの組立を行う専門工房のほか、ブランドの歴史や機械式時計のしくみが学べるショールームなどを備えており、グランドセイコーの世界観を体感できます。
岩手山に対し、北側に大きく張り上げた屋根。2階のラウンジから雄大な景色を展望できます。
次世代のムーブメント9SA5を備えたモデル
設計、製造、組立、調整、検査、出荷まで、ムーブメントの自社一貫製造を貫くグランドセイコー。
使用されるムーブメントは、機械式、スプリングドライブ、クオーツ式の3つ。そのうち機械式ムーブメントは、今後この「グランドセイコースタジオ 雫石」で生み出されていくことになります。
「グランドセイコースタジオ 雫石」のオープニングセレモニーでは、このスタジオから出荷される次世代のムーブメントを搭載した新モデルの出荷式も行われました。
ヘリテージコレクション グランドセイコー60周年記念限定モデル メカニカルハイビート36000 80 Hours SLGH002 ¥4,500,000(税抜) 100本限定
搭載されているキャリバー9SA5は、これまでの機械式ムーブメント9Sメカニカルから進化した次世代のもので、毎時36000振動というハイビートでありながら、最大巻上時約80時間駆動の大幅な長持続化を実現するんだとか。色褪せない普遍的なフォルムと、そこに集約した先進の技術。グランドセイコー生誕60周年を記念するに相応しいモデルになっています。
グランドセイコースタジオ 雫石オリジナルモデルも発売
SBGH283
またグランドセイコースタジオ 雫石のショップコーナーでは、スタジオオリジナルモデルも発売しています。
今後、こちらのスタジオでは完全予約制で一般公開や、組立体験イベントなどが開催される予定。
コロナが収束した暁には、匠たちの技と雫石の自然を体感しに、ぜひとも訪れてみたいスポットです。
セイコーウオッチ
0120-061-012
www.seikowatches.com
グランドセイコー
www.grand-seiko.com
グランドセイコースタジオ 雫石
www.grand-seiko.com/jp-ja/special/studio-shizukuishi
この記事のタグ
モノマックスの記事をシェアする