人気ショップ3店がおすすめする「器」! おうち時間の充実に、日用品をアップデートさせよう!
おうち時間が長くなる中で、日々の暮らしぶりを見直したという人は多いと思います。部屋の模様替えをしたり、植物を育て始めたり、凝った料理にチャレンジしたり。そして作った料理がもっと美味しそうに見える、食器が欲しいなあと思ったり……ということで今回は、センスあふれる提案で人気の3店が選ぶ、おすすめの「器」」をご紹介します。好きなお皿で囲む食卓は、ひと味もふた味も違いますよ!
「この内容で1000円台は衝撃プライス」スギ薬局のすごいPB商品ほか “コスパ抜群のスキンケア新作”を美容ジャーナリストが徹底解説
1.「雨晴/AMAHARE」が選ぶ、モダンな〈やちむん〉の2品
“雨の日も晴れの日も心からくつろげるくらし”をコンセプトに、作家と使い手の心を汲んだ丁寧な橋渡しをしてくれる「雨晴/AMAHARE」。器の選び方については、「やはり自分がいいなと思って選ばれたものは、愛着も湧くし、結果長く使っていただけると思います。直径21cm~24cmくらいのワンプレート皿はメインのおかずやパスタやカレーにも使えて、毎日活躍してくれると思いますよ」と教えてくれました。そんな同店がおすすめしてくれたのは沖縄の焼き物、〈やちむん〉の2品です。
陶器工房 壹(いち)のmintama8寸リム皿ペルシャ
¥10,000(税抜き)
湧田焼と呼ばれる沖縄の古陶をアレンジしたmintama(みんたま=沖縄の方言で目玉)シリーズ。爽やかでエキゾチックなブルーの釉薬は、沖縄では海や空を表す色として使われるそう。「いまの生活スタイルに合うように形状や釉薬を工夫されていて、モダンな印象です」
陶房眞喜屋(とうぼう まきや)の8寸皿ソテツ
¥7,500(税抜き)
「ゴーヤーチャンプルーなどの炒め物をわっと盛り付けて、みんなでワイワイいただきたい」というソテツ柄の染付皿。勢いよく描かれたソテツは植物の力強い生命力を感じさせ、洗練された雰囲気。「群を抜いて美しい絵付けをされるなあと思う作り手のお一人です」
Photo / Satoshi Asakawa
雨晴/AMAHARE
住:東京都港区白金台 5-5-2
電:03-3280-0766
営:金、土、日曜日12:00~18:00
WEB https://www.amahare.jp/
INSTAGRAM https://www.instagram.com/amahare/
2.「シボネ」が選ぶ、美しきクラフトマンシップを堪能する2品
今年の6月に移転&リニューアルオープンを果たした「シボネ」。ジャンルによらない自由な切り口で、ものづくりや人と人が繋がる熱を伝えているショップです。「国内外のデザイナーのプロダクト、日本のものづくりなどを幅広く紹介しています。まずは作家名ではなく、惹かれたものを実際に手に取ってみて、馴染むものを選んでみてほしいです」。そこでおすすめしてもらったのは、国は違えどクラフツマンシップとデザインの美しさを堪能できる2品です。
1882Ltd.のマグとボウル
(左)インディゴ ストーム マグ
¥3,800(税抜き)
(右)インディゴ ストーム ボウル
¥4,000(税抜き)
イギリスの陶器の代名詞とも呼ばれるクリームウェアの再定義としてデザインされたもの。「藍を施し、混ざり切る前の偶然を捉えるようにそのまま焼成されているのがポイントです」。洋風だが白×藍なので日本の食卓にすっと馴染みそう。マグ:直径9cm、パスタボウル:直径19cm
リトグラスのタンブラーと猪口
(左)12ozタンブラー Grey
¥3,800(税抜き)
(右)猪口 Grey
¥3,000(税抜き)
2017年、長野の松本市にて、永木卓氏と田中恭子氏によりスタートしたガラス工房・〈リトグラス〉。「自然なガラスの色みはどんな飲み物やデザインとも相性がよく、手仕事の跡を感じられるゆらぎ、美しいフォルムが魅力です」。繊細な佇まいと色合いに心惹かれる。
シボネ
住:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE B1F
電:03-6712-5301
営:11:00~20:00 不定休
3.「フェニカ スタジオ」が選ぶ、用の美を味わえる2品
「ビームス ジャパン」の5階に構える「フェニカ スタジオ」は、日本の伝統的な手仕事を始め、世界の新旧デザインを融合した新しいスタイルを提案しています。「器は毎日使えて、生活の気分を上げてくれるものです。民藝のアイテムは一点一点表情が異なるので、ちょっとした柄の違いなどを見比べて、ビビットきたものを選ぶといいですよ」とアドバイスしてくれました。そんなデザインとクラフトを繋ぐセレクトをしている同店らしく、おすすめしてくれたのは用の美を感じられる2品です。
砥部焼中田窯の8寸リム皿
¥6,200(税抜き)
愛媛の伝統的な陶磁器である砥部焼。「中田窯さんは白磁に荒土を混ぜていて、鉄点が浮かぶざらっとした表情が魅力。真っ白ではなく青みがかった色合いに、藍色の顔料による絵付けで夏の終わりの食卓も涼し気になる」。親しみやすい雰囲気と丈夫さで日常使いに最適だ。
ボタン付きピッチャー
¥3,900(税抜き)
「夏らしい清涼感がありつつも手仕事の温かみが感じられるものを探している中で出会いました」というのは、イランで作られたピッチャー。やや厚手で気泡が見える素朴な味わいに、グリーンのボタンとハンドルがレトロでかわいらしい。花を生けるのも素敵。直径9.5cm、高さ20cm
フェニカ スタジオ
住:東京都新宿区新宿3-32-6 ビームスジャパン5F
電:03-5368-7300
営:11:00-20:00 不定休
いかがでしたでしょうか。
いままでよりも生活に手をかけて、身近なところをアップデート。
そんなときにぜひ、趣のある器を家に迎え入れてみてください。
この記事のタグ
モノマックスの記事をシェアする