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いま注目すべきなのは日本!”ジャパンブランド発信の和を感じるモノ4選”!

読者の皆さんには好きなブランドはありますか?
ヨーロッパ系?それともアメリカブランド?はたまたアジア?
今や世界中にブランドが存在し、ボタン1つで手に入る時代になりました。
もはや現地まで行かねば手に入らないというものは少なくなり、どこに居ても手に入るモノが増えました。
そんな中いま注目を集めているのが、日本ブランドが発信する1つのトレンドです。
日本が持つ伝統的な技術を生かしたり、古くからある素材を取り入れ表現してみたりなど、伝統を現代に合わせてアップデートするという、温故知新の精神が感じられるものが多く見かけました。
それらを“ジャパンブランド発信!和を感じるモノ”と称し集めてみましたので、ジャンルレスに紹介していきます!

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1 600年以上続く伝統製法を財布で表現したのがコレ!

いま注目すべきなのは日本!”ジャパンブランド発信の和を感じるモノ4選”!

こちらは池之端銀革店のブランドであるクランプの財布です。
見た目にもインパクトのあるL字ジップウォレットですが、特徴はモチロン素材にあります。

いま注目すべきなのは日本!”ジャパンブランド発信の和を感じるモノ4選”!

ベースとなるレザーにはスクモレザーという素材が用いられています。
これは国選定無形文化財である徳島県の阿波藍を使い、京都で天然灰汁建本藍染という手法を用いて染め上げた世界でも稀有な天然本藍染革のことを言います。
スクモとは漢字で“蒅”と書き、藍の葉を発酵・熟成させて作る天然素材のことで、約600年以上続く伝統製法です。
さらに凄いのがここからです。
徳島県の阿波地方に現在5軒しか残っていない藍師の一人である、外山良治氏の藍畑で育った蒅を使用し、京都の浅井ローケツの二代目・浅井直幸氏による伝統的な天然灰汁建本藍染で染色したものがこのスクモレザーです。
この染め方は四季に左右されることなく一年中藍染めができる手法で、藍染革とは思えないほどの発色の良さと奥行きのある美しさが特徴の革です。

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中を開けてみるとこんな感じです。
これだけなら一般的なL字ウォレットですが、この財布の真骨頂はここからです!

いま注目すべきなのは日本!”ジャパンブランド発信の和を感じるモノ4選”!

なんと、カード入れが外に出せます

実はこの財布は札入れ3、カード入れ10、小銭入れ1と収納力に非常に優れており、かなりの高スペックなんです。

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反対側にもカード入れがついていますし、このサイズ感では圧倒的な収納力かと!
お札も折らずに収納できるジャストサイズなのも嬉しいです。

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小銭入れも大きく開くので、見やすく取り出しやすかったです。
とにかく薄いのに収納力が豊富で実用的でした。
使っていく内に経年変化もしてくると思うので、それも楽しみな一品です。

ブランド名:cramp(クランプ)
モデル名:SUKUMO Leather藍染め L字ファスナーミドルウォレットSKM-001
素材:スクモレザー
サイズ:W18×H10×D1.5cm
カラー:籠絞り・藍・花浅葱・縞
※天然革を使用の為、一つ一つ柄の入り方や色味が写真と異なります。予めご了承ください。
その他:札入れ3、カード入れ10、小銭いれ1
¥40,000(税抜き)

[問合せ先名]
池之端銀革店
住所:東京都台東区池之端3-4-20
TEL:03-3828-6605
URL:http://www.ginkawaten.co.jp/

2 伝統を現代仕様にアップデートしたセットアップ!

いま注目すべきなのは日本!”ジャパンブランド発信の和を感じるモノ4選”!

こちらがユニバーサル スタイル ウエアが今季提案する新作のセットアップです。
まず注目してほしいのが素材についてです。

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近くで見るとどうでしょう。
これって、あれに似てませんか?
そう、道着です!
剣道着や柔道着などは、刺し子織りと呼ばれる生地を使って作られることが多く、生地も厚く耐久性があるのが特徴です。
その刺し子をインスパイアして生まれたのがこの生地。
格子状の柄目を採用したストレッチコーデュロイ素材です。

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重厚感のある見た目とは裏腹にストレッチが効いているので動きやすく、

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裏地もワッフル状になっていて、優しい肌触りと保温性があります。

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前見頃から後見頃にかけてガーデンポケットを完備しており、ポケットも多く収納力も豊富です。

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パンツはアウトタックを採用しており、ゆとりある腰回りが特徴的でした。
裾にかけてテーパードしているのでシルエットもスッキリとしていて、かなりはきやすそうです!

伝統的な刺し子のような見た目ですが、現代的なディティールと機能性を盛り込んだのがこのセットアップ!
値段も手頃ですし、チャレンジしやすそうです。
これからの季節にも活躍してくれそうですね。

ブランド名:Universal Style Wear (ユニバーサル スタイル ウエア)
品番:603501(ジャケット)、603502(パンツ)
カラー:オフホワイト、ブラック、ダークブルー、モカ(全4色)
ジャケット¥10,800(税抜き)
パンツ¥8,900(税抜き)

[問合せ先名]
ク・ラッチ
TEL:052-916-0800
URL:https://www.instagram.com/universal.style.wear/?hl=ja

3 こんなエコバッグを持っていたら粋ですよね!

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こちらはバッグを始め、様々な雑貨を展開する日本ブランドの20/80(トゥエンティーエイティー)のグローサリーバッグです。

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和を感じるポイントはこの柄です。
有名な市松模様を使ってデザインされています。
市松模様とは、江戸時代の歌舞伎役者である佐野川市松が舞台上で羽織った白と紺の正方形の柄の袴が人気となり、その後、着物にも用いられ一般的になったと言われています。
さらに古くは埴輪や染織品にも用いられ、江戸時代以前は石畳紋様などと呼ばれ、古来よりある模様の一つです。
海外ではチェッカーフラッグ柄などとも呼ばれ、世界中で馴染みの深い模様です。

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ベースの素材に用いたのは倉敷キャンバス
130年以上続く歴史ある素材です。
特徴としてはしやなかさと強さを併せ持つ性質があり、綾織にすることでさらに耐久性がアップ!

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メインコンパートメントはテープで結べるので、荷物落下や防犯上にも一役買ってくれます。

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この持った時のクタっとした雰囲気もいいですよね!
キャンバスなので耐久性もあってガシガシ使えるし、目が詰まった生地なので軽度の撥水性もあります。
サイズも2種類あるので、お好みでどうぞ。

ブランド名:20/80(トゥエンティーエイティー)
モデル名:HERRINGBONE CANVAS #10 ICHIMATSU GROCERY BAG
サイズ:W28×H32×D14cm(M)、W29×H38×D14cm(L)
素材:コットン(本体)、カウレザー(パッチ)
Mサイズ ¥7,000(税抜き)
Lサイズ ¥7,600(税抜き)

[問合せ先名]
HEMT PR
TEL:03-6721-0882
URL:http://twentyeighty.jp

※写真はメーカー提供

4 これが日本の心。新興ジャパニーズsakeを紹介!

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こちらが近年登場したばかりの日本酒。
その名も“鷹ノ目(ホークアイ)”です。
背景やモノづくりにこだわり、現代的な日本酒と評判のブランドです。

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では一般的な日本酒と何が違うのか?
順にご説明しましょう。
原料となる酒米は“酒米の王様”とも呼ばれる山口県産の山田錦を100%使用しており、同じく水は、山口県周南市鹿野地区の山奥より湧き出る自然がろ過した伏流水を採用しています。
さらに精米歩合の数値をあえて、非公開にしています。
精米歩合とは製造工程でお米がどれだけ削られたかを表す数値であり、高級酒とも言われる大吟醸では50%以下なので、半分以上も米を削ってしまうワケです。
ここで大事なのが、精米歩合が低い=美味しい日本酒とは限らないと言う事です。
「情報に左右されずに本来の味を楽しんでほしい」という想いから、精米歩合を非公開にするという決断をしたそうです。

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次に気になるのが、一体どんな人達が作っているのか。
こちらが仕掛け人のForbul代表である平野晟也氏。
とある日本酒との出会いから一念発起し、ウマイ酒を作りたい一心で全国の酒蔵を巡り、山口県にある老舗酒蔵はつもみぢに辿り着き、共同開発し完成したのがこの日本酒なのです。
そして販売方法にも注目です。
今までの日本酒の流通経路では時間がかかり過ぎて、品質を保てる保証ができず、味わいが劣化してしまう恐れがあると判断し、直接購入できるネット販売限定という方法を選択しているのも特徴です。

いま注目すべきなのは日本!”ジャパンブランド発信の和を感じるモノ4選”!

様々な困難を乗り越え、ようやく完成したのがこの日本酒。
パイナップルのような甘みと、爽やかな酸味が特徴の1本です。
まるで白ワインのような感覚さえ覚える上品な苦味からは肉料理との相性も抜群だと評判です。
“ただウマイ酒を作りたい”
この想いを元に、伝統と革新を融合させ様々なこだわりを一つの瓶に収めたのがこの日本酒なのです。
是非とも味わって頂きたい1本です。

製品名:鷹ノ目(ホークアイ)
酒米:山口県山田錦100%
アルコール度数:16%
¥13,200(税込)

[問合せ先名]
Forbul
URL:https://hawkeye-sake.com/

※写真はメーカー提供

財布にカバン、セットアップに日本酒までジャンルレスに集めてみました。 最近では、日本文化が海外で再評価され逆輸入なんてことも珍しくありません。 時間や世代を超えて、色々なモノが再発掘されていく昨今。 今一度、日本の伝統や文化や触れてみてはいかがでしょうか?

今だから共感できる面白いモノも沢山あるはずだと思います。

構成・文章・写真 スタイリスト 小林 知典 

※写真は一部メーカー提供あり

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