【速報】iPhoneを超えるかもしれないガジェット、Apple Watchを触ってきました!
ジャーナリスト/石川 温
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3月9日(米国時間)に詳細が発表されたApple Watch。
予約は4月10日から、発売は4月24日予定ですが、いち早く実物を実際に触ることができました。
Apple Watchに関しては、昨年9月にアメリカ・サンフランシスコで開催されたAppleのスペシャルイベントでも触っているので、これで2回目。
しかし、1回目の時はあくまで「腕にはめるだけ」であり、実際に操作することはできませんでした。
今回、ようやく操作することができたが、第一印象としては「意外と使えそう!」という感じ。
Apple Watchは基本的に画面のタッチパネルと側面にあるデジタルクラウンという竜頭をくるくる回して操作します。
Appleのプレゼンを見た時は「小さくて、操作がしにくそう」というイメージがありましたが、実際に使ってみるとそのあたりは問題なし。
デジタルクラウンでメニューの選択や変更などを行うのですが、意外と回しやすく、操作しやすい。
アイコンが小さく表示されているいるため、目的のアプリではないものを押してしまいがちかと思いましたが、
デジタルクラウンでズームすることができるので、その点も特に問題なく操作できるように感じました。
注目すべきはコミュニケーション機能。
電話、メール、スタンプはもちろん、タップやスケッチといった新しいコミュニケーション方法により簡潔かつ簡単にできます。
例えば、このようにスケッチしたことを相手に送信。
コミュニケーションを体感的に行えます。
また、アラートや通知はAplle Watchが振動するので、反射的に気付くことができます。
また、時計機能が充実。
正確さはもちろんですが、文字盤のカスタマイズが約200万通りもあるので、より個人的で使いやすい仕様になります。
カラーや背景画像の変更、サブ時計も「世界時計」「アラーム」などの複数機能を自由にカスタマイズできます。
時計であり、そのなかでもスマートウォッチだからこそできることが詰め込まれていました。
手首にはめるスマートウォッチなら、外せないフィットネス機能。
日々の達成度を表示することで、運動するよう促してくれるトレーナーのような感覚。
毎日の運動量を無理なく自然に増やすことに一役買うでしょう。
発表前に懸念されていた駆動時間は、18時間とのこと。
1日の使用には問題なさそうです。
時計自体はアルミやゴールドなど金属素材を使っていますが、「重い」と感じることはなく、むしろ「軽い」と思えるほど。
これまで、ケータイを持ち始めて以来、腕時計をしなくなった人でも、Apple Watchは違和感なく装着できそうな気がしています。
モデルは、素材によって「Apple Watch」「Apple Watch Sport」「Apple Watch Edition」の3モデルに分かれます。
「Apple Watch」は、ステンレススチールかスペースブラックのステンレススチールのケースで、幅広いラインナップ。
「Apple Watch Sport」は、シルバーかスペースグレイのアルミニウムケースで、カラフルかつ耐久性の高いバンドが特徴。
「Apple Watch Edition」は、イエローゴールドかローズゴールドの18金。高級感があふれます。
価格はそれぞれ、「Apple Watch」が約6~8万円程度、13万円くらいのモデルもあります。
「Apple Watch Sport」が4~5万円程度。
「Apple Watch Edition」は100万円超え。なかには200万円を超えるモデルも。
さらに大きさ(38ミリと42ミリ)、またバンドの違いもあるため、正直言って、どれを買うべきか本当に悩ましいです。
先ほどのイベントでも、実際に様々なモデルやバンドを見比べましたが、欲しいものがいくつもあって、一つに絞り切れませんでした。
おそらく、Appleとしては、Apple Watchをファッションアイテムとして売り出したいのだろうし、だからこそ、これだけの種類を用意してきたはず。
その点、明らかに「本気度」が違うことがわかります。
Apple Watchが発売される当初は、「なぜ、いまさら腕時計をつけないといけないのか?」という疑問があるかもしれないですが、
Apple Watchにはファッション性があり、また「Apple」というブランド力もあるので、スマートウォッチのなかでも一線を画すでしょう。
Apple Watchが売れれば、それだけアプリ市場も盛り上がるだろうし、アプリが増えれば、さらにApple Watchの魅力が高まることに繋がります。
スマホがアプリの充実度によって、存在感を高めたように、いまはファッション性が強調されているApple Watchですが、いずれアプリが増えることで、新たな魅力を発揮するようになるのだろうと感じました。
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