コスパ最高すぎ! キャンプギアを買うならこのブランドがいいぞ! 3選
密を避けて楽しめるレジャーとして、今年は特にキャンプへの注目が高まった一年でした。例年よりたくさん行ったという人や家族で始めてみたという人、そしてこれから冬キャンプにチャレンジしてみたいなという人も多いでしょう。
キャンプギアというと高価なイメージがありますが、新規メーカーの参入などもあり、さまざまなブランドから選べるようになってきました。今回は高品質なのにリーズナブルと評判の3大ブランドをご紹介します。
「メレルの100着限定ダウン」光電子を織り交ぜた都市顔のハイブリッドダウンが快適すぎる
1.「オノエ」は焚き火ギアやBBQコンロ周りのアイテムが充実し、評価が高い!
初めにご紹介するのは尾上製作所が手がける「オノエ」です。おすすめしたいのは、ずばり焚き火周りのアイテムやBBQコンロなどの金属製品。戦後すぐにトタンバケツの製造販売を始め、湯たんぽやチリトリ、ジョーロなどの金属製の生活必需品を製造してきた老舗メーカーであり、アウトドア分野でも長年の金属加工の技術を生かした製品づくりを行ってきたことがその背景にあります。
例えば燃焼効率に優れたステンレス製の焚き火台、「フォールディング ファイアグリル35」(税抜¥5,300)と鍋やダッチオーブンを吊り下げて使うトライポッド「ハンディトライポッドブラック」(税抜¥4,300)。なんとふたつ揃えても1万円以下と驚きの価格です。
オノエ
フォールディング ファイアグリル35¥5,300(税抜)
オノエ
ハンディトライポッドブラック¥4,300(税抜)
問:尾上製作所☎079-232-1261
https://www.onoess.co.jp/
「フォールディング ファイアグリル35」はロストルと灰受けの隙間から空気を取り込むことで高い燃焼効果を生み出しており、焼き網を載せればBBQグリルとしても活躍します。4本の本体パネルと脚をたたむだけでコンパクトに収納でき、軽量なので持ち運びも簡単です。
「ハンディトライポッドブラック」は鉄製の脚の表面にブラック塗装が施され、重厚感のあるマットな質感に仕上げられています。価格以上の高級感はさすがです。それでいて、3本の脚はそれぞれ3分割できて中は中空になっているので、とても軽量&コンパクトになります。
競合ブランドよりも2~3割、モノによってはそれ以上にお手頃感のあるアイテムが揃っているオノエ。オノエの方に安さの秘密を聞いてみると、「品質に自信があるので、売れると信じて海外工場で大量生産に踏み切れること」だと教えてくれました。そのために外せないのが金型投資だそうです。「海外工場にメーカーとして買い付けを行っているのではなく、開発のノウハウを基に社内実験などを繰り返し金型制作に向けて力を注いでいます。金型作りには莫大な費用がかかりますが、これがしっかりできていれば、高品質をキープできます」。
2.「ハングアウト」のアウトドアファニチャーは外でも家でも自慢できる!
続いておすすめする「ハングアウト」は、インテリアとしても使えるおしゃれなアウトドアギアがキャンパーの間で話題のブランド。1974年創業の老舗家具メーカーである弘益(こうえき)が2017年にスタートさせました。ブランドコンセプトはまさに家の中でも使えるアウトドアギアで、設計・開発の方が、自身が使って遊びを感じられる部屋作りを考えながら製品作りに落とし込んでいるそうです。
人気アイテムのひとつが単体でもスタッキングしても使えるラック。「クランク スタッキングラック(ウッド)」(税抜¥9,600)の天板は木目が美しいオークの突板、フレームには環境にやさしい粉体塗装のスチールを用い、シンプルだからこそ使い方のアイデアが広がります。トップもアイアンで統一した「クランク スタッキングラック(アイアン)」(税抜¥7,600)との組み合わせも自由で、ギアの収納やカウンターテーブルとして便利です。また、同じくウッドの天板とスチール製のフレームを合わせた「クランク マルチテーブル」(¥9,200)を隣に並べれば、統一感のあるおしゃれなキャンプサイトが出来上がります。まさに立派な「家具」らしい質感のよさが特徴で、インテリア性も抜群です。
設計・開発の方にお聞きすると、ハングアウトの品質と安さの決め手は、やはり家具メーカーとしての生産背景にあるようです。「ハングアウトの品質は国内外にあるパートナーファクトリーの存在があってのことです。さまざまな素材を取り扱える効率のよい生産環境があるので、ハイクオリティな家具品質と、ちょうどいい価格のギアを作ることができています」。
ハングアウト
(左上)クランク スタッキングラック(ウッド)¥9,600(税抜)
(左下)クランク スタッキングラック(アイアン)¥7,600(税抜)
(右)クランク マルチテーブル¥9,200(税抜)
問:ハングアウト☎ 052-409-7623
https://hangout-online.jp/
3.「ハイランダー」ならお手軽にハイエンドなキャンプスタイルが実現できる!
最後は日本最大級のアウトドア専門通販店「ナチュラム」のオリジナルブランドである「ハイランダー」。元々はナチュラムの品揃えの中で抜けている価格帯を補うためにスタートしたそうです。高額なギアはなかなか手が出せないけれど、ハイランダーなら憧れのハイエンドなキャンプスタイルに近い雰囲気を手軽に楽しめるということで、アウトドアブームの盛り上がりとともに人気が高まっています。
そんな憧れスタイルを代表するのが「ウッドフレームチェア コットン(新仕様)」(税込¥9,080)。映えるアイテムとして大人気のカーミットチェアタイプのウッドフレームチェアで、座り心地も上々。ウッド部分はブナ、座面と背もたれはコットンキャンバスを使用した本格感に溢れるものが1万円以下で買えるとは嬉しすぎます。
ハイランダー
ウッドフレームチェア コットン(新仕様)
¥9,080(税込)
また、OD缶を用いたガスランタンのようにも見えるルックスの「キャンドル風LEDランタン」(税込¥3,980)もおすすめ。15~200ルーメンまで明るさを調節できるので、場所やムードよって灯りを変えられます。手軽なLEDなのに炎のようにロマンチックです。
ハイランダー
キャンドル風LEDランタン
¥3,980(税込)
問:ナチュラム https://www.naturum.co.jp/
このようにユーザーのツボを押さえたアイテムを発売できるのは、ハイランダーが小売りとしてのマーケティング力を生かしつつ、少数精鋭でスピード感をもって商品化できていることが理由のひとつにあるようです。お手頃価格の秘密について聞いてみると、「製品企画の段階で売価を設定し、工場に原価の交渉をして売価に合わなければ商品化はしません」という潔さ。また、WEBでの自社販売が大半であることも、手の届く価格に反映されているということでした。
いかがでしたでしょうか。
品質にも価格にも納得!のアイテムに出会えるアウトドアブランドをご紹介しました。
ぜひ充実の冬キャンプ・家キャンプをお楽しみください!
モノマックスの記事をシェアする