ラストワンマイルの移動を快適にするeXs(エクス)シリーズ
オンロードとオフロードの仕様が選べるマイクロモビリティ
近年、新たな移動手段として、様々なモデルが登場してきている電動マイクロモビリティ。環境対策のひとつとして、ガソリン車両の排気ガスに含まれる二酸化炭素濃度の上昇を抑制するため、多くのモビリティの電動化が進められている。クルマやバイクとは少々役割が異なり、近距離の移動をメインとして、より快適に、扱いやすく、地球にも優しいのが電動マイクロモビリティ。その中でも、一際種類が多く、気軽に乗ることができことや価格帯もリーズナブルなところから注目されているのがキックボードタイプ。今回は、昨年末に新たにカスタムジャパンが登場させた「eXs1&eXs2」をご紹介。街乗り向けのスタンダードなeXs1とオフロードでの走りも楽しめるeXs2。乗り手の好みや活用シーンに応じて選ぶことができ、どちらもちょっとした移動を楽しく快適にしてくれる一台となっている。
「コマや盤にルノーのロゴやフランス国旗入り」今話題の日本生まれの木製ゲーム“カンカンキャップス”がルノーとコラボ!
誰もが安心して乗れるスタイルが魅力
「ノル人をツクる」をコンセプトとして、クルマやバイク等のモーターパーツの販売事業を中心に展開しているカスタムジャパン。そんなライダーであれば、知っている人も多い会社が、新たに次世代モビリティ事業として立ち上げたのが電動キックボードのブランド「eXs(エクス)」シリーズ。ラストワンマイルの快適な移動や駐輪場問題の解決、またマイクロツーリズムでの活用性を考え、開発された車両で、軽量で扱いやすく、手軽に乗れるスタンダードなモデルeXs1と舗装路はもちろん、未舗装路での走行も可能なオフロードモデルeXs2の2モデルを同時にリリース。既存のミニバイクや自転車に代わる、新たな移動手段としての可能性を秘める車両となっている。
スマートなシティライドをサポートするモデル
通勤や街乗り等の中近距離の移動、またクルマに積んで移動先での足として気軽かつフレキシブルに活用することが可能なシンプル&スタンダードなタイプのキックボードが「eXs1」。スマートなボディに走行安定性を高める大径タイヤと衝撃を吸収し、上質な乗り心地を提供するリヤサスペンションを装備する。また安定した制動力を発揮するリヤディスクブレーキも搭載。メーターはスリムながらも見やすいデジタルメーターを備え、日々の移動を快適かつ楽しいものにしてくれる。ラストワンマイルをスムーズかつ効率的に移動したい、そんな人に有効なモデルとなっている。
オフロードライドも楽しめるアドベンチャーモデル
オンロード走行をメインとするeXs1に比べ、オフロード走行も可能としたのが「eXs2」。eXs1よりもひと回り大柄なボディには、10インチの大径ブロックタイヤ&前後サスペンションを搭載することで、未舗装路での走りも楽しむことができる高い走破性を備える。23.5kgという重量が安定感のあるハンドリングを生み、3段階のモード切り替えによって、坂道もパワフルに駆け上がる。メーターは視認性に優れる大型のコントロールパネルを採用、さらに乗り手の身長に合わせてハンドルポストの高さを調整できるのもポイント。街乗りだけでなく、トレイル等、アクティブに使いたい人向けのモデルとなっている。
eXs1(エクスワン)・eXs2(エクスツー)
【スペック】
[eXs1]
全長×全幅(ハンドル幅)×全高(ミラー含む)(mm):1080×430×1310
折り畳み時サイズ全長×全幅(ハンドル幅)×全高(ミラー含む)(mm):1080×430×480
乗車定員:1名(最大荷重120kg)
車両重量:13.5kg
電池:リチウムイオンバッテリー36V7.5AH
充電時間:3-5時間
定格出力:350w
走行距離:満充電で18〜25km
価格:¥39,900(税抜)
[eXs2]
全長×全幅(ハンドル幅)×全高(ミラー含む)(mm):1200×600×1160
折り畳み時サイズ全長×全幅(ハンドル幅)×全高(ミラー含む)(mm):
1200×600×390
乗車定員:1名(120kg)
車両重量:23.5kg
電池:リチウムイオンバッテリー48V12.5AH
充電時間:5-7時間
定格出力:500w
走行距離:満充電で35〜40km
価格:¥69,900(税抜)
【問い合わせ】
カスタムジャパン TEL.06-6634-1739
公式ホームページ www.customjapan.net/shop/default.aspx
取材・文/安室淳一 写真提供/カスタムジャパン
この記事のタグ
モノマックスの記事をシェアする