要注目PC、新型MacBookは買いか見送りか!?
編集部/小野
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10日に発売になったばかりの新型MacBook。各所でその評価がなされていますが、発売前の取材で触ってきた感想を交えながら紹介します。
まず、この製品はMacBook Airの後継モデルとしてではなく、新しく設計し直した「新型」。省電力性能を誇るインテルのCore Mプロセッサを採用し、最大9時間のネット接続が可能です。CPUが1.1GHzでストレージが256GBのモデルと、1.2GHzで512GBのモデルが用意されています。
その大きなポイントは4つ!
①13.1mmという極薄ボディ
PCを封筒から出す広告で衝撃を受けたMacBook Airは厚さ17mm。そこからさらに13.1mmというスリム化を実現しました。重さはシリーズ最軽量の920g。ディスプレイは12インチで、ビジネスでのワードやエクセル使用も困らないサイズです。タブレットを持つ感覚で持てる重量なので、持ち運びは非常にラクだと思います。
②感圧タッチを搭載した操作感◎なキーボード
フルサイズになったキーボードは違和感なく操作性◎。手が大きな私でもストレスなく使えました。Appleが独自設計したバタフライ構造は、どの部分を押しても安定したプッシュ感が得られ快適です。トラックバックを強く押すことでショートカットなどが行える感圧タッチも導入。キーボードの跳ね返りが欲しい私としては、リズムよくタイピングができて好感でした。
③外部ポートはUSB-Cのみ
今までのMacBookシリーズは充電用や接続用に複数外部ポートを搭載していましたが、こちらはUSB-Cが一つ。別売りのアダプタを使用しながらの接続になります。クラウドを頻繁に使用する人は特に違和感がなく、逆にすっきりとしていていいかもしれません。
④美しすぎるRetinaディスプレイ
解像度は2304×1440ピクセル。精細な画像や動画もはっきりと鮮明に映し出せます。とにかく美しい画面は「おお~!」とうなるほどで圧巻です。画面アスペクト比は16:10で、映画の視聴に最適。複数のウィンドウを表示して使う場合も便利なサイズです。
以上をまとめると、操作性や携帯性は◎だけど、外部ポートの少なさがユーザーを選ぶところでしょうか?
今のMacOS Xは、12インチのコンパクトな画面で複数の画面を切り替えながら使っても、作業効率が落ちないよう改良されています。そのため、このサイズの新型を発表し、操作性と携帯性のどちらも解決したモデルが完成したのだと思います。
接続については、MacBookに複数のケーブルを繋いで使用するというよりは、ワイヤレス接続で、クラウドのストレージ利用がイメージされます。PCの拡張性を求めるというよりは、まさに「新しいMacBook」という立ち位置で「新端末」。現代の利用環境に沿った使用や、新しい使い方を取り込んでいく人、もしくはタブレット程度の使用をPC型に求める人におすすめです。
いずれにせよ注目度の高い新型MacBook、まずは触ってみてほしいです。「スペックとかじゃなくて、とにかくカッコイイ! これを使っている自分になりたい!」という想いが沸々と湧き上がってくる製品なのは間違いありません!
MacBook
256GBモデル ¥160,704(税込)
512GBモデル ¥199,584(税込)
問 Apple Storeコールセンター 0120-993-993
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