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今までにない新発想! 書き心地にこだわるコクヨの文房具ブランドが興味深い!

コクヨは紙とペンの相性に注目し、3種の書き心地をデザインした新ブランド「ペルパネプ」を4月21日から発売します。

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

 

書き心地の異なる「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」の紙、3種をラインナップ

ひとくちに書くと言っても、丁寧に書く・ラフに書くなど、書き方は人それぞれ。そこでコクヨは、様々な書くに対応するため、「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」の3種類の紙を開発しました。さらに、紙とペンの相性が生む書き心地までデザインすることで、紙とペンの巧みな出会いをコンセプトに誕生したのがペルパネプです。ラインナップをまとめると、「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」の3種類の紙と、それぞれの紙に合うペンが3種類という構成になります。

 

◯「ツルツル」

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

ノートは、無重力のように軽いタッチでペンが走る超高平滑のオリジナル原紙を採用。思考の妨げとなるペンの引っかかりをできる限りなくし、筆圧をかけずになめらかな曲線や直線が書き出せます。おすすめ組み合わせペンは、スルスル書けるファインライター。

 

◯「さらさら」

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

質感や書き味にこだわり、様々な筆記具との相性を追い求めたオリジナル原紙。にじみや裏抜けがしにくく、微細な凹凸はいつまでも触れていたくなる心地よさ。おすすめ組み合わせペンは、サラサラと書ける水性ゲルインクボールペン。

 

◯「ザラザラ」

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

ザラッとした筆感がありながらも、沈まず軽いタッチでペンが進むオリジナル原紙。あえて表面に粗さを残して紙全体を固めに仕上げることで、パルプ繊維のザラザラとした表情を指先に感じさせながらも、軽やかで落ち着いた書き味。おすすめ組み合わせペンは、万年筆。

 

さらに、ノートの罫線は、全5種類を用意。3mm方眼罫、4mm方眼罫、5mm方眼罫、4mm方眼ドット罫、6mmステノ罫。横罫の真ん中にタテ線1本がはいったステノ罫が新鮮です。ノートは、3種の異なる紙質×5種の罫線=全15種類になります。

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

 

ノートにマッチしたペンもラインナップ!

3種の紙質に合わせたペンは3種類。余計な装飾を省いた白1色のデザインは、ペルパネプ以外でも使いたくなります。

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

 

◯ファインライター

インクが染み出すプラスチックのペン先は、筆圧をかけずにスルスル書けます。ペン先を細く削ることで、どの角度でも書きやすく、文字書きにも適したペン先形状となっています。

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

◯水性ゲルボールペン

ゼブラのサラサクリップとコラボしたボールペン。「さらさら」のノートに書き込むことで、ジェルインクの特長であるサラサラとした書き味とかすれにくい筆記性能を最大限発揮します。

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

◯万年筆

プラチナ万年筆のプレピーとコラボ。金属製のペン先が紙面の細かな凹凸を拾い、紙面をなぞる際の摩擦とカリカリという音が心地よい筆記体験を生み出します。

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

 

【開発秘話】書き心地の違いは、3つの要素で決まる!

紙の書き心地は、①表面の状態、②密度、③素材の組み合わせの、3つの要素で決まります。

①表面の状態は、紙をプレスする工程やパルプの種類で変わり、筆記した際の抵抗感に影響します。ツルツルなほど軽い力でスルスルと書けますし、ザラザラであれば、ペン先の振動を感じながらカリカリと書けます。

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

「ツルツル」の断面図。断面図上部がなめらかなのがわかります。

 

②密度は、紙の製造工程の各所で調整される大事な部分。書く場合はペン先の沈み込みに影響します。高密度の紙はペン先が沈み込まず、軽い力で書けます。ザラザラの紙は密度を高くしすぎないことで、適度に凹凸のある表面となります。

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

「ザラザラ」の断面図。パルプの密度は低めで、表面は凹凸が見られます。

 

③素材の組み合わせ。素材とは、パルプの種類(太さや形状)や、それに配合する薬剤のこと。筆記した際の抵抗感と沈み込みの両方に影響します。表面を拡大すると、「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」によって、パルプの太さや形状が異なるのがわかります。

さらに、薬剤によってインクのにじみ具合や発色具合もコントロールし、ツルツルなら軽い力で書いてもインクを発色させる工夫を施し、ザラザラではインクの濃淡が出やすくなり味のある文字が表現されやすくする効果を施しています。

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

左から「ツルツル」「さらさら」「ザラザラ」。

 

まだある! ペルパネプのノートのこだわり

ペルパネプのノートは、キャンパスノートで採用している無線とじ製本をさらにブラッシュアップ。よりフラット性を向上させることで、手で押さえることなく180度開きます。

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

 

 

無線とじ製本とは、中紙の真ん中を糸でとじることをせず、V字に折った中紙を何枚も重ねて背糊で貼り付けてとじる構造。

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

 

 

180度きれいに開くことで、A4サイズとして使用できるほか、スマホで撮影するときやコピー機でスキャンするときも、中央がゆがんだりせず、きれいにできます。

コクヨ PERPANEP(ペルパネプ)

 

今までは「なめらかに書ける」高機能ペンや高機能ノートは存在しました。しかし、書き味にこだわったペンとノートを同時発売するのは今までにない試み。さらに、推奨するペンとノートの組み合わせ以外に、自分だけの好みの組み合わせが見つかるかもしれません。ペンとノートの可能性を広げてくれる新ブランドの、今後の展開にも注目です!

 

コクヨ
PERPANEP(ペルパネプ)
ノートブック(A5サイズ・60枚)¥990
ファインライター¥220
サラサクリップ¥143
プレピー¥440
(すべて税込)
発売予定:2021年4月21日(3月17日より一部店舗で先行販売)

 

文・撮影(一部)/金山 靖  画像提供:コクヨ

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