インスタントラーメンハンターの大和イチロウです。私はインスタントラーメンを36年間、365日食べ続け、今までに計25000食を味わってきたマニアであり、最近では「中の人」としてもカップ麺や袋麺を監修する日々を過ごしております。そんなマニア目線で、インスタントラーメンの最新情報をお届けするこの企画。
一気に冬の足音が聞こえてきましたが、それと同時にラーメンの美味しい季節もやってきました! この寒くなる時期にピッタリのガチで選んだ年内に食べたい限定カップ麺3選をチョイスしました。ぜひご覧ください。
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1.「セブンイレブン 極麺処 新潟背脂煮干し醤油」(ヤマダイ)
「セブンイレブン 極麺処 新潟背脂煮干し醤油」(ヤマダイ) ¥358(税抜)434kcal
今最も注目のメーカー「ニュータッチ」からセブンイレブンで数量限定発売されているカップ麺がコレ「極麺処(きわみめんどころ)」シリーズ。今回は新潟のご当地ラーメン背脂を使った煮干し醤油です。なかなか贅沢な雰囲気。
いわゆる燕三条エリアで広がったこのテイストですが、特徴は食べ応えある麺といつまでも冷めない程の脂の量、そして玉ねぎをトッピングするスタイル。最近チラホラ見かける「レトルト具材」が今回の主役。
本格的なレトルトのチャーシューはごちそう感が高まります。背脂と玉ねぎがしっかりと入っているのでまさに燕三条系ラーメンを踏襲しています。
まず香るのが「煮干し」。そしてガッツリ油膜がスープ表面を覆います。ポークベースの力強さに芯のある醤油の香り、何よりも魚介とポークのバランス良い旨味がなんとも贅沢な一杯を演出しています。
燕三条系の実店舗のモノよりは細く感じますが、カップ麺の中では極太麺です。何よりそれを補う「コシ」! 噛みごたえある食感は濃厚なスープとよくマッチしてとても美味しいです。
「セブンイレブン 極麺処 新潟背脂煮干し醤油」レビュー
【計18/25点】
スープ・・・・・★★★☆☆
麺・・・・・・・★★★★☆
具・・・・・・・★★★★☆
作りやすさ・・・★★★☆☆
コスパ・・・・・★★★★☆
【総評】
燕三条エリアは金属加工の工場が多く、夜まで働いていた人たちの空腹を満たすよう濃厚&ボリュームをテーマにしたラーメン。表面の脂がスープの蓋の役割をし、いつまでも温かく食べられるのが特徴。この寒い冬にぜひ。
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この記事を書いた人
食文化研究家大和イチロウ
趣味として、時にはカップ麺や袋麺の監修を手がける“中の人”として、日々インスタントラーメンにまみれているラーメンマニア。即席麺「一日一麺」を掲げ、36年で25,000食を実食。その足と舌で日本全国から集めた絶品のご当地袋麺を取り扱う専門店・やかん亭代表。
Twitter:@yamato160
Instagram:@yamato160
Website:https://yakantei.com/
お問い合わせ:info@yakantei.com
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