先進のTFTカラーメーターを装備した特別仕様車
スマートなスクーターの代名詞として男女問わずに支持されているイタリアのモーターサイクルブランド「ベスパ」。その魅力はレトロな雰囲気を残しつつもモダンにアップデートされたエレガントなデザイン。その中でも伝統の”角型ヘッドランプ”を備え、美しさと精悍さを兼ね備えたスポーティなベスパとして特に男性からの人気が高いシリーズが”スプリント”。今回は、そのスプリントシリーズのニューモデルとなる「Vespa Sprint S TFTエディション」をご紹介。この特別仕様車は専用カラーとダイヤモンドパターンのシート表皮デザイン、そして先進のTFTカラー液晶メーターを備え、デザイン性と実用性を兼ね備えたモデルとなっていて、手に入れれば、きっと都会での移動を快適かつスタイリッシュなものにしてくれるはず。
EVになった“フィアット600”を試乗レポート、「優雅さと品格が際立つ」マツダの新フラッグシップSUV ほか【クルマの人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)
個性とトレンドを感じさせる2カラーで魅せる
新しい「Vespa Sprint S TFTエディション」は、独自の色の組み合わせによるコントラストとミラーリングされた要素を取り入れ、2つの異なるスタイルがデザインされている。ゴージャス感漂うアンティークブロンズのスチールボディには、トリムやホイールをブラック仕上げとし、コントラストを強めて未来的な印象に。一方、シックなマットブラックにペイントされたボディには、対照的なブロンズのトリムやホイールを採用し、モダンで洗練された印象に仕上げられている。
先進の装備で快適な走りをライダーに提供
軽さが機敏な動きや優れた燃費性能に繋がるスチールボディに、i-getテクノロジーを採用した155ccの空冷単気筒エンジンを搭載。エンジン・マネージメント・システムには大気圧センサーを備え、いかなる状況下においても最適な燃焼を確保、「ストップ・アンド・ゴー」が繰り返される市街地においてもエンジンの出力と回転の安定性が保たれている。また足元にはアルミニウム合金製の12インチホイールを装備し、あらゆる舗装路面状態における安定性や走破性も高められている。
専用アプリで車両と繋がり楽しみが広がる
先進のVESPA MIAシステムを搭載。ベスパ専用アプリでBluetoothを介してスマートフォンと接続すると、4.3インチTFTカラー液晶ディスプレイに着信コールやメッセージに関する通知が画面の中央に表示され、音声コマンドや音楽プレイリストを利用することも可能に。またスマートフォン上では、車両の状態やライディングパラメータ、ツーリング中の各種データを記録することができ、ライディングやツーリングの楽しみを広げてくれる。もちろんスマートフォン等の充電が可能なUSB電源ポートも装備されている。
Sprint S 150 TFTエディション
【スペック】
全長×全幅×ホイールベース(mm):1852×680×1334
シート高(mm):790
総排気量(cc):155
エンジン:空冷4ストロークSOHC3バルブ単気筒
最高出力(HP/rpm):12.7/7750
最大トルク(Nm/rpm):12.8/6500
燃料タンク容量(L):7
車両重量:131kg
価格:¥583,000(税込)
カラー:アンティークブロンズ・マットブラック
【問い合わせ】
ピアッジオコール TEL.03-3453-3903
公式ホームページ https://vespa-japan.com/sprint-s150tft.html
取材・文/安室淳一 写真提供/ピアッジオグループジャパン
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする