Apple Watchは何ができるのか? 改めて大検証!【中級編】
6) 通知する/しないをアレンジする!
さまざまな新着情報を逃さずにいられるのも、Apple Watchのいいところ。設定によるが、振動やアラームを伴って通知されるから、見逃すことがほとんどない。それに相手がいる場所で突然iPhoneを凝視しだすと失礼な感じだが、腕元のApple Watchに視線を落とすくらいなら自然で違和感もない。
しかし、モノには限度がある。ひっきりなしに通知が入っては仕事や日常生活に支障をきたしてしまい、かえって不便というものだ。
当然、連携元であるiPhoneに入ってくる情報量をコントロールすることが重要だが、Apple Watchでも通知すべきか否かを別途アレンジすることもできる。
iPhoneの「Apple Watch」アプリを使えば、「LINE」「Facebook」など、個別のアプリごとに通知する/しないを選択可能だ。
・いつでもすぐにキャッチしたい情報 → Apple Watch/iPhoneに通知
・ちょっと間があってもいい情報 → iPhoneのみで通知
・気が向いたときにわかればいい情報 → 通知なし
というように、情報をレベル化することで、身も心もスッキリできるはずだ。
<操作方法>
・iPhone/「Apple Watch」アプリ>マイウォッチ>通知
7) Appe Watchユーザー間の特別な"鼓動"を味わおう!
類似するもののない、Apple Watch独自機能のひとつが「ハートビート」。センサーで読み取った心拍の動きを別の人に伝えられるという、ユニークな機能だ。
すばらしいのが、トクントクンという心拍特有の動きを、実に繊細な振動で再現していること。通常のガジェットに搭載されているバイブ機能は、振動の強弱や間隔の長短があってもどこか画一的だが、Apple WatchにはTaptic Engineと呼ばれる触覚フィードバック装置を搭載したことで、こうした表現が可能になった。
正直、「効率性」「実用性」といった視点では、「ハートビート」はなんの役割も果たさない。しかし、他人の心臓音を感じるというのはどんなシチューションか、想像してみよう。医療従事者を除けば、とても親密な相手と親密な状況になっているときのはずだ。
これを遠方の相手とも共有できるというのは画期的で、言葉を超えたコミュニケーションが生まれるわけだ。
・遠く離れた恋人に
・生まれたばかりの赤ちゃんの心拍を遠方の両親に
「あ、僕もApple Watch使っているんだよ。ところで『ハートビート』って知ってる? やってみせようか?」なんていって相手にドキドキを伝えてみれば、その後もドキドキな展開が待っているかもしれない。
<操作方法>
・Apple Watch/サイドボタンをプッシュ>対象の人物を選択>画面中央下のタッチアイコンをタッチ>2本の指を画面に押し当てる
中級編はいかがでしたでしょうか。写真撮影は本当に便利ですし、意外と知られていない水への耐性など、けっこう便利に使えます! 次回、上級編をお届けします!
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