VWパサートと世界遺産巡り！ 長距離移動が快適すぎて約2600kmを走破【使用レポートVol09】

年末年始、皆さんいかがお過ごしでしたか？　まとまった休みがとれる一年に一度のチャンスという人も多いでしょう。かくいう私（MonoMax編集部員中本）も、なかなかこれだけまとまった休みは取れないのでやりたかったことを実践してみました。

それは何かというと、燃費がいいといわれるディーゼルエンジン搭載車って満タンでどれくらい走れるの？の実証です。燃費がいい代表格といえばハイブリッドですが、高速道路での走行がメインなので今回はディーゼルエンジンをチョイスしました。

クルマはフォルクスワーゲン パサート オールトラックTDI 4モーション アドバンス（ディーゼルエンジンの4WD）です。

人数＆荷物も多めでガンガン遊ぶならパサートは最強！

燃費だけでいえばVW（フォルクスワーゲン）のラインナップにパサートを超えるモデルはありますが、燃費に加えて大人5人が余裕を持って座れて、荷物も沢山積むならパサートが最有力！　そう思った点を紹介していきます。

①燃費はカタログ数値超えを達成、満タンで1000km以上を走破！

1回の満タンでどれくらい走れるのかを実証するため、東名高速道路の東京ICからひたすら西を目指して走行。ちなみにタンク容量は66Lでカタログの燃費数値はWLTCモードで15km/Lなので、単純計算で990kmは走ることができそうです。リッター15kmの壁はもちろん高速道路モードの燃費17.0km/Lにも近づきたいところ。

12月30日にスタートしたので当然のように高速道路は渋滞していましたが、大阪、広島。さらに関門海峡も駆け抜け九州に上陸！ さらに走り続けてスタートから約13時間後その時が来ました。ガス欠になると迷惑をかけてしまうので、給油の警告灯が付くまで走り続けた結果、1075kmを走り燃費はリッター17.4kmを達成。年末の渋滞に突入しても高速道路モードのカタログ数値を超える良好な結果に驚きです！

ちなみに復路はさらに伸びて17.8km/Lを達成！

最終的な走行距離は2578.1kmで給油は147.94Lでしたので、リッター17.4kmとなりました。すごい！

②先進装備の充実でもっと走りたくなる！

1000km以上を走りましたが、高速道路ではACC（前車追従機能）やレーンキープアシストシステムなどなど、今回試乗したパサート オールトラックTDI 4モーション アドバンスは安全技術が満載されているのでドライバーへの負担が軽減されて運転が快適で楽しい。

さらに走りたくなり、明治の三大築港のひとつとして世界遺産に登録されている熊本県の三角西港まで走り映えスポットでいろいろと撮影することができました！

③車内広々で解放感もすごい！

全長4785×全幅1855mmとボディサイズは大き目なので車内の居住スペースも余裕があるほど。特に後席は大人が座っても寛げる快適空間となっていました。

オプションのスライディングルーフを装着すれば前席はもちろん、後席も明るく快適性はさらにアップ！

快晴の中のドライブは楽しすぎ！

④使いやすくて広大なラゲッジスペース！

ヴァリアント（ワゴンタイプ）なのでラゲッジスペースは広すぎる程。折り畳み自転車くらいなら余裕を持って積めます。

リアシートは40：60の分割可倒式。荷物に合わせてシートアレンジができ、長尺ものも収納可能。さらにラゲッジルームの床面の高さも変更できるんです！

リアシートを倒すとフラットになるので、足を延ばしての休憩や車中泊までできちゃいます。目的地に早めについて休憩した後にポタリングやアクティビティを楽しみたい人にもオススメです。

今回は4WDならではの悪路走破性を体感できなかったので、次は冬の北海道を目指すのもありかなと思っています。稚内まで東京から1500kmくらいなのでちょうどよさそうです（笑）。