永く、賢く、快適に乗れる一台
1982年の登場以来、幅広い層に永く愛されているスクーター「リード」。広々とした乗車スペースとゆったりとした乗車姿勢、そして扱いやすいエンジンが支持を得ている理由。年を重ねるごとにそのデザインと性能が磨かれ、今年、新たなモデルが登場する。
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今回のモデルは、さらに都会にフィットするモダンでスタイリッシュなデザインとシックなカラーを纏い、走りのパフォーマンスを進化させた新エンジンが搭載されている。近年、好調の125ccクラスの中にあって快適性と実用性を兼ね備え、さらに永く乗れる一台が欲しいと考える人は、是非その選択肢に入れて欲しいモデルとなっている。
都会にフィットするスタイリッシュなデザイン
ボディデザインは毎日の使いやすさを追求。フロントフェイスはヘッドライト&ポジションランプの切れ上がったシャープなデザインとなり、白、青、黒のボディカラー仕様には、トップカバーまわりにメッキリングを配して、全体的にシルバーをアクセントにして高級感をアップさせていている。また銀のボディカラー仕様は、トップカバー、ハンドルカバーガーニッシュ、リヤキャリア、ベルトケースをブラックで引き締め、さらにエンブレムやブレーキキャリパー、リヤサスペンションスプリング、シートステッチをレッドとして、スポーティ感も演出している。
カラーバリエーションも落ち着いた色合いをラインナップし、洗練された印象に仕上げられている。シートはタンデムも可能な余裕のあるサイズとし、また後部を荷台として活用しやすくするためにシートとリヤキャリアの高さを揃えてフラットにデザインされている。
軽快な走りと快適な操縦
新たに搭載される124cc水冷単気筒エンジンは、2バルブ機構から4バルブ機構となりバルブ総面積の拡大によって、混合気の吸気効率と燃焼ガスの排気効率を高め、高出力化を達成している。また新たなフリクション低減技術も適用され、騒音や振動を低減、さらに力強い出力特性と優れた環境を実現したものとなっている。
乗車姿勢も状態を起こした楽なポジションで乗ることができ、足もつけやすいフォルムに、そして走行時の安定感や取りまわしをしやすくするために低重心化も行われている。
スマートな移動をサポートする快適装備
快適なライドを実現する機能や装備も充実。見やすさを追求し、発光指針&液晶ディスプレイを組み合わせた大型メーターをはじめ、停車時の余分な燃料消費や騒音、排出ガスを低減させることが可能なアイドリングストップシステムとバランスの良いブレーキングをサポートする独自のブレーキシステム「コンビブレーキ」を搭載。
また携帯しているだけで手元のスイッチ操作でイグニッションのオンオフ、ハンドルロックの施錠と解錠、そしてシート&フューエルリッドの解錠操作が可能な便利なスマートキーも新たに採用。さらにハンドル下にあるフロントインナーボックスには、スマートフォン等の充電が可能なUSB(タイプC)ソケットも装備され、シート下のラゲッジボックスは、日常だけでなくビジネスユースにも役立つ大容量(37L)を確保している。
リード125
【スペック】
全長×全幅×全高(mm):1845×680×1130
シート高(mm):760
総排気量(cc):124
エンジン:水冷4ストロークOHCバルブ単気筒
(空冷4ストロークOHC単気筒)
最高出力(PS/rpm):11/8750
最大トルク(kgf・m/rpm):1.2/5250
燃料タンク容量(L):6.0
価格:¥324,500(¥330,000)()はマットテクノシルバーメタリック
カラー:パールダークアッシュブルー2、ポセイドンブラックメタリック、パールジャスミンホワイト、マットテクノシルバーメタリック
【問い合わせ】
ホンダお客様相談センター TEL.0120-086819
公式ホームページ https://www.honda.co.jp/LEAD125/
取材・文/安室淳一 写真提供/本田技研工業株式会社
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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