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2022年期待の電気自動車(EV)はこの2台!エコカー最前線!

100年に一度の変革期といわれる自動車産業。環境に優しいクルマの開発競争は日進月歩だ。エコカーの基礎知識と注目のクルマをチェックして、時代に乗り遅れるな!

BEVこそ現実的な選択肢!

ガソリン車から電動車へ歴史的な転換期は今!

「積極的にエコカーを選ぶことはない。ましてやBEV(※)は完全に対象外」、なんて考えのクルマ好きの人は多いかもしれない。でもはっきり言って、もうそんな時代ではない。

欧米を中心に2035年前後には、新車でガソリン車は買えなくなる。もちろん日本でも「2035年までに乗用車の新車販売は電動車100%を実現する」方針。そのために「2030年までに急速充電器を3万基設置する」などのインフラ整備も掲げている。いよいよ官民一体でBEV化に舵を切ったのだ。

これまでは選ぶほど車種のなかったBEVだが、今後はガソリン車と同じように、デザインや走りで選べる時代になる。その始まりが、期待のBEVが続々登場する2022年なのだ。クルマが魅力的になり、インフラも整って、環境にも優しい。しかも国の補助金を最大80万円受けられる。もうBEVは現実的な選択肢の一つなのだ!

(※)ガソリンを使わず排出ガスゼロ。エネルギー源は充電式電池。広義の電気自動車「EV」と区別するためにバッテリーの「B」を付けて呼ばれる。

2035年までに新車販売はすべて電動車に!

【ソニーがBEV市場に参入!】

ソニーグループは2020年にBEVの試作車「VISION-S 01」を発表し、公道走行試験や5Gリモート運転試験を実施。写真のSUVタイプ「VISION-S 02」も発表され、今春には新会社を設立予定。EV市場投入は目前かもしれない。

VISION-S 01の車体

VISION-S 01の車内

【トヨタは2030年までにBEV350万台を宣言!】

トヨタの新型BEV 16台

【日産は2030年度までに15車種のEV投入!】

コンセプトカー「Chill-Out」

【ホンダは中国にEV専用工場建設!世界展開も視野に!】

ホンダのBEV「e:N」シリーズ

東風HondaのEV専用新工場俯瞰図

2022年期待の電気自動車(BEV)はこの2台!

【日産】すでに予約殺到の革新的クロスオーバーSUV

昨年6月に先行発表された限定モデル「日産アリアlimited」が、11月の段階で約6800台という、BEVとしては驚異的な予約数となった。その背景には、リーフの成功によるBEV開発における信頼の高さがあげられ、「BEV=日産」の評価は今後も大きなアドバンテージになりそう。現在は「B6(2WD)」に加え、「B6 e-4ORCE limited」などをWEB予約受付中。このB6の成功が日本のBEVの普及、大衆化を加速させることになるのだ。

日産アリアの車体

日産 アリア ¥5,390,000~
問:日産自動車 お客様相談室 0120-315-232
日産アリア特設ページ
【B6 主要諸元】●全長×全幅×全高:4595×1850×1655㎜ ●車両重量:1920㎏ ●モーター:交流同期電動機 ●最高出力(フロントモーター):160kW ●バッテリーサイズ:66kWh ●一充電走行距離(WLTCモード):470㎞前後

クロスオーバーSUV「アリア」のベーシックモデルとなる「B6」は、インテリジェントルームミラー、プロパイロット(ナビリンク機能付き)標準装備。発売は3月下旬予定。

日産アリア充電中

自宅充電は200V専用電源、6kW普通充電器、V2Hの3タイプが選べる。充電スタンドなどの90kW急速充電器(200A)を使用すれば約45分で80%まで充電可能だ。

日産アリアのコックピット

直線を基調としたコックピットは伝統美と先進技術が融合した美しいデザイン。

月面ローバ(探査車)の試作機

日産自動車はモーター制御技術とアリアにも搭載される電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を用いて、JAXAとともに月面ローバを共同研究中。いつの日か日産の技術で月面へ!

【トヨタ】発売前から話題沸騰!未来感のあるSUVが爆誕!

トヨタが満を持して投入する新型BEVがbZ(beyond Zero=ゼロを超えた価値)シリーズだ。その第一弾となる「bZ4X」は、スバルと共同開発したトヨタ初のBEV専用プラットフォームを採用。低重心・高剛性化、前後モーター独立制御(AWD)による、走りも楽しめる本格SUVとなった。BEVらしい未来感のある斬新なスタイリングも新鮮。発売は2022年年央を予定している。

トヨタbZ4Xの車体

トヨタ bZ4X 価格未定
問:トヨタ自動車 お客様相談センター 0800-700-7700
トヨタbZ4X特設ページ
【FWD 主要諸元】 ●全長×全幅×全高:4690×1860×1650(アンテナ)㎜ ●車両重量:1920㎏~ ●モーター:交流同期電動機 ●最大出力(フロントモーター):150kW ●バッテリーサイズ:71.4kWh ●一充電走行距離(WLTCモード):500㎞前後

挑戦的なデザインや走行性能など新時代にふさわしい雰囲気をまとったミディアムクラスSUV。緊急時に役立つDC外部給電機能も装備する。FWDとフロントとリアにそれぞれモーターを搭載した4WD(AWD)の2車種展開。

トヨタbZ4Xのモーター

低重心化のため薄型大容量電池パックを床下・平置きに配置。前後モーターによるAWD化に加え、スバルのX-MODEも初採用された。

トヨタbZ4Xのダイヤル式シフト

直感的操作を可能にするダイヤル式シフト。

トヨタbZ4Xのメーター

ハンドルの上側を通してメーターが見えるトップマウントメーターを初採用。

スバル版ソルテラの車体

同プラットフォームを使用したスバル初のグローバルBEV「ソルテラ」。AWD制御システムX-MODE、新開発のGrip Controlの採用など悪路における走破性にも期待。2022年年央に日本や北米などで発売予定。

現在発売中のMonoMax3月号では、BEVほか、ハイブリッド自動車(HEV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)などの注目のエコカーを紹介しています。ぜひそちらもチェックしてみてください。目印はこちらの表紙です!

モノマックス MonoMax 付録 ジャーナルスタンダード

2022年期待の電気自動車(EV)はこの2台!エコカー最前線!

構成・文/岡藤充泰(ライトアウェイ) 画像提供/各社

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