【第3回】「Apple TV」と「Fire TV(Stick)」の違いを比べてみた!
その他の機能としては、「Apple TV」では、同じ宅内ネットワークに接続している、PCやMacとコンテンツをホームシェアリングできます。PCに保存している動画なども「Apple TV」を通して、テレビで再生することが可能です。また、iPhone用アプリ「Remote」も「Apple TV」に対応したため、パスワードを入力するようなシーンや、文字で検索する場合などは、「Remote」アプリから行うと便利そうです。
「Fire TV」では、Amazon cloud driveに保存した写真やビデオなどを再生することができます。このクラウドドライブは無料で5GBまでデータを保存することができ、PCのブラウザやスマートフォンアプリから、簡単にデータをアップロードすることが可能。テレビで再生したい写真やビデオを事前に入れておくとよさそうです。
これまで紹介したとおり、両製品ともテレビに装着するだけで、手軽に映画やドラマ、そしてゲームなどを楽しむことができます。よりお得なのは、プライム会員料金だけでプライム・ビデオが観られるAmazonの「Fire TV」です。音声検索機能を搭載しないモデルなら価格は4980円と圧倒的な安さです。
それに対して「Apple TV」は、PCやMac、そしてiPhoneとの連携機能が魅力です。自分で保存している写真やビデオも手軽に表示することが可能。また、将来的にはより本格的なゲームの登場も期待できそうです。定額動画サービスには別途加入する必要がありますが、各サービスのオリジナルコンテンツを楽しむには、「Fire TV」でも加入は必須です。
普段忙しい方もゆっくりと過ごせる年末年始、「Apple TV」や「Fire TV」を使って、映画三昧を楽しんでみてはいかがでしょうか?
ライター/コヤマタカヒロ
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