スポーティさを強調した「スポーツアピアランス」を追加設定
アテンザ誕生20周年を機に、マツダ6シリーズの一部改良も行われた。
新たにシリーズに追加された「スポーツアピアランス(Sports Appearance)」は、特別仕様車として設定されて人気となった「ブラックトーンエディション」の世界観を進化させた新グレード。ブラックトーンエディションで採用されていたブラックメタリック塗装の19インチ アルミホイールやグロスブラックのドアミラーカバー、ブラックで統一された前後シグネチャーウイング/フロントバンパーロアガーニッシュ/ルーフレールを用意し、マツダ6の持つスポーティさを強調している。
シリーズの変更点としては、パワーステアリングのアシスト特性の変更、運転支援機能「クルージング&トラフィック・サポート」や「ワイヤレス充電(Qi)&ワイヤレス接続機能(Apple CarPlay対応)」の採用などがあげられる。
搭載エンジンは2.5Lの直4ガソリンと2.2Lの直4ディーゼルターボの2種で、ディーゼルエンジンではエンジン出力・トルク向上も行われている。トランスミッションは全車6速ATで、駆動方式はガソリンはFFのみだが、ディーゼルには4WDも設定される。
なお、ボディカラーに「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」と「プラチナクォーツメタリック」の2色が追加され、Lパッケージのシートカラーのバリエーションも変更された。
車両価格はセダン、ワゴンとも同価格で、¥2,962,300から¥4,518,800(税込)となっている。
SUV人気が続いているが、ダイナミック性能の高さや走行安定性など、セダン&ワゴンには優れた部分も多くある。クルマの多様性が叫ばれる中、一部で再びセダン&ワゴンが注目されている。
特別仕様車「マツダ6 XD 20th アニバーサリーエディション(セダン・FF)」スペック
全長×全幅×全高 4,865×1,840×1,450mm
ホイールベース 2,830mm
車両重量 1,620kg
エンジン 直列4気筒DOHCディーゼルターボ横置
総排気量 2,188cc
最高出力 147kW(200PS)/4,000rpm
最大トルク 450Nm(45.9kgf・m)/2,000rpm
トランスミッション 6速AT
駆動方式 FF
メーカー希望小売価格 ¥4,422,000(税込)
写真:MAZDA
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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