今までのスタイルから180°方向転換した新型クラウンの登場は衝撃的だっただけに、その実力はいかほどのものか? 開発のキーマンに直撃しその深層を探ってみた。
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変わるのもクラウンの使命!でも乗ればやっぱりクラウン!
 2022年、いやここ数年で最大の衝撃だったのが新型クラウンだ。大胆に変身しただけでなく、全部で4車形展開というインパクトは相当なものだった。ただ、一時は「次のクラウンはないかもしれない」というウワサも流れただけに、出ただけでも御の字ではある。
2022年、いやここ数年で最大の衝撃だったのが新型クラウンだ。大胆に変身しただけでなく、全部で4車形展開というインパクトは相当なものだった。ただ、一時は「次のクラウンはないかもしれない」というウワサも流れただけに、出ただけでも御の字ではある。
しかし、これがクラウンなのか?  開発責任者の 皿田明弘さんは「このままではいけないという声はありました。では、どういった形が次世代のセダンなのかということを考えました」と言う。その結果がこの形で、背の高いセダンというのがそもそものコンセプト的に正しく、新時代のクラウンということになる。
一番驚いたのは乗り味で、まさにクラウンの味わい。ゆったりとしつつもシッカリ感があるのが最近のクラウンの走りだが、見事それを高めて踏襲。ターボエンジンとモーターを組み合わせた新設定のデュアルブーストHVはスッキリとした気持ちのよさが特徴だ。
月販目標3200台に対して、発売1カ月で約2万5000台受注と絶好調。これは既存ユーザーの乗り替えが主と思われ、ボディカラーも白が一番人気。今後は現状で2割ほどのデュアルブーストの比率が高まりつつ、個性的なボディカラーも売れると予想される。いずれにしても大胆に変わったクラウンが受け入れられたことは事実だ。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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