新型「クラウン」はSUVの進化系!? 開発者たちが語る“16代目”の大胆変化と大幅進化の理由

快適、満足、日本らしい走りを体感できるモデルバリエーション

「新時代のクラウン。これからのクラウンを素直に考えました。原点に戻りつつ、守るものは守って、新しく挑戦をする。面白いことをやってやろうと思って作りました。クラウンは時代ごとに新しいことをやってきたクルマなんです。（Mid-size Vehicle Company MSZ ZS チーフエンジニア 皿田明弘さん）」

新開発のシャシーでスポーティな走りを実現

「タイヤの大径化、新型のデュアルブーストHVなどでスポーティにも振っています。FRの議論もありましたが、FFベースでリヤを電動化して4WDとなりました。新設計のリヤサスペンションなど新世代シャシーを採用しています。（Mid-size Vehicle Company MSシャシー設計部 主査 MSZ ZS 主査 源内隆夫さん）」

意のままに操る楽しさを追求した走行性能

「車高が高いのはハンデでしたが、先代までで大切にしてきた出足や静粛性、快適さをいかにそのままにするかは苦労しました。大径タイヤでスポーツ寄りにするなど、走りのよさにもこだわりました。乗ればやっぱりクラウンです。（元町工場車両品質部 部付 主査 MSZ ZS 多和田貴徳さん）」