「折りたたみ自転車はどれも同じようなデザインで、なんだかカッコ悪い」……そんなカスタマーの声に耳を傾けながら開発された電動アシスト自転車「CHOCO-NORI(ちょこのり)」。これまでに多くの電動バイクを手掛けてきたEV車両製造メーカー「ツバメ・イータイム」が、山口県から世界へ発信する究極すぎる電チャリだ。
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国内電動バイクメーカーが開発! 気軽に「ちょこっとそこまで」を実現
国内電動バイクメーカーが本気を出して作った「CHOCO-NORI」は単なる電動アシスト自転車ではなく、スタイリッシュだけどゴツいフレームと最高の乗り心地を提供するショックアブソーバーを有し、それでいて折りたたみできるという相反する機能を持ち合わせた才色兼備な電動アシスト自転車なのだ。
ファットタイヤなど、見た目のワイルドさ強調する電チャリが増えているが、この「CHOCO-NORI」が使用するタイヤは16インチ×1.95サイズ。つまり、日本国内で通常に流通しているタイヤを使用しているのだ。万が一パンクした場合も、近くの自転車屋さんで修理や交換を簡単にすることが可能だ。
また道路交通法上、電動アシスト自転車は「自転車」に分類されるので運転免許の必要はなく、ヘルメットの着用義務もない。バッテリーの容量がゼロになった場合はアシスト機能が使用できなくなるが、通常の自転車として走行が可能。気軽に「ちょこっとそこまで!」を実現できる電チャリだ。
軽量化により乗り心地や安全性、使用感が向上!
「CHOCO-NORI」の究極性を感じるのが、そのデザインの秀逸さ。電動アシスト自転車のフレームは鉄などの重い金属で製造されることが一般的だが、「CHOCO-NORI」は軽量なマグネシウム合金を使用。しかも従来の自転車のような溶接による製造ではなく、マグネシウム合金一体型の構造とし、近未来的でスマートなフレームを作り出した。
さらにシャープでスタイリッシュなフレームはバッテリーの内蔵を実現しながらも折りたたみ機能を残すことにも成功。折りたたんだサイズはコンパクトなので、クルマのトランクにすっぽり。いつもクルマのトランクに収納して出かければ、到着した場所からはカーボンフリーで細やかなアクセスが可能。電動アシストのモードは「エコモード」「標準モード」「パワーモード」の3段階。シーンにあわせたモードを選択することで快適な走行を実現でき、行動範囲がグーンと広がることだろう。
ギミックを詰め込んだ「CHOCO-NORI」
ハンドル固定部を折りたたむ、車体本体フレーム部分を折りたたむ、サドルのシートポストを下げるという3ステップで達成できる折りたたみギミックも特徴的だ。さらに折りたたみ時の安全性も重視。前輪と後輪がマグネットで固定されるので、持ち運びやクルマのトランクに積み込む際にも折りたたんだ車体が開くことを防止できるようなっている。
電動バイクや大型バイクなどには当たり前に搭載されている制動力のあるディスクブレーキ。そのブレーキシステムも前後に採用。見た目のカッコよさはもちろん、ブレーキの利きも究極と言えるのだ。またリアフレームにはショックアブソーバーを搭載。隠すのではなく、あえて見せる方向でデザインされていて、「CHOCO-NORI」のアクセントにもなっている。
CHOCO-NORI(ちょこのり)スペック
バッテリー容量:5.2Ah
バッテリー重量:1.3kg
サイズ:1345×580×1100mm
折りたたみサイズ:770×430×640mm
シート調整サイズ:760mm~920mm
モーター:250W(高速ブラシレス)
定格出力:250W
ホイールベース:935mm
車両重量:18.8:kg(電池含む)
フレーム:マグネシウム合金一体成型(折りたたみ式)
防水等級:IP54
走行距離:55km(アシスト使用時)
定格電圧:36V
最大積載量:120kg
アシスト上限:24km/h
充電器:ACA(100~240V対応)PSE認証済
充電時間:約3時間
充電温度:0℃~45℃
バッテリータイプ:リチウムイオン(LG製)
補助システム:3段階
変速:単速(変速機なし)
ブレーキ:ディスクブレーキ(前・後)
タイヤ:16インチ
ペダル:折り畳み式ペダル
ショック:リアショックアブソーバー
ディスプレイ:マルチファンクション液晶
ライト:LED
一般販売価格 ¥168,000(税込・送料別)
販売サイト https://store.makuake.com/collections/choco-nori
文/矢作優一 画像提供/Makuake
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この記事を書いた人
スタイリスト矢作優一(Leonardo 45)
アウトドア、インテリア、フードと多岐にわたってスタイリングを手掛ける。撮影で使うプロップを集めるうちに、モノ好きが覚醒。ジャンルや新旧を問わず珍しいアイテムを手にとってみたい衝動が抑えられず、山のように積まれた最新ギア、ビンテージモノ、ジャンク品に囲まれた暮らしをしている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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