著名人ゆかりのメニューをはじめとする帝国ホテル伝統のフルコースを堪能
photo/帝国ホテル
館内をあちこち巡り、最後に訪れるのがこちら。タワー館地下1階にあるレストラン「ラ ブラスリー」です。
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ミュシャの代表作のひとつ「四つの花」のレプリカが飾られたアール・ヌーヴォー様式の空間がおしゃれ。
こちらのレストランがあるタワー館は2024年から建て替えがはじまるため、ここで食事を楽しめるのも残りわずかです。
前菜からデザートまで一品一品ゆっくりと楽しむフルコースには、帝国ホテル伝統のメニューがずらり。なかには著名人ゆかりの名物料理も。
料理にまつわるエピソードを聞きながら堪能することができます。
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こちらの「海老と舌平目のグラタン“エリザベス女王”風」もそのひとつ。
ムッシュ村上の愛称で知られる帝国ホテル第11代料理長であった村上信夫が、1975年に帝国ホテルで開催された日英協会主催の午賓会に出席されるエリザベス女王陛下のために考案したメニューです。
女王陛下は魚介類がお好きと聞き、車海老と舌平目を使用したこの料理は、女王陛下の名を冠する「レーンヌ・エリザベス」として長く愛されています。
「シャリアンピンステーキ」も著名人にゆかりのある伝統料理のひとつ。1934年、“声楽の神様”と称されたオペラ歌手フョードル・イワノビッチ・シャリアピン氏が滞在された際に提供されたもの。
来日時、歯痛に悩まされていたシャリアピン氏のために、当時のニューグリル料理長、筒井福夫がすき焼きに着想を得て、玉ねぎに漬け込んで柔らかく仕上げたお肉に、ソースの代わりにたっぷりの玉ねぎのソテーをのせた一品です。
前菜/テリーヌ・トラディッション
実は、使われている食器にも帝国ホテルの歴史を感じることができるんです。
鮮やかな幾何学模様が織りなす個性的なテーブルウェアは、フランク・ロイド・ライトがデザインを手掛けたノリタケ製。
当時館内で使用されていたテーブルウェアが、このプランで蘇ったのです。
スープ/伝統のダブルビーフコンソメスープ
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歴史に思いを馳せながら過ごせる、知的で優雅なプラン
旅行会社・JTBが2022年度下期より“つなぐ・つなげる”をテーマに開催している国内旅行キャンペーン日本の旬「東京・横浜」の一環となるこちらのプラン。
130年もの歴史を紡いできた帝国ホテルの歴史や伝統に触れながら、普段何気なく訪れるだけでは知り得ない豆知識やエピソードの数々を楽しむことができます。
夫婦で、友人と、両親を連れて。帝国ホテルが紡ぐ歴史に思いを馳せながら過ごす、知的で優雅なひと時は、初めて帝国ホテルを訪れるという人も、何度も訪れたことがある人も、きっとワクワクする体験ができるはずです。
【概要】帝国ホテル物語 “歴史を巡るフルコース” の詳細
日程:毎週水曜日 10:40集合(要予約)
代金:2023年3月31日まで……税込¥13,000(大人お1人様)、2023年4月1日~9月30日……税込¥15,000(大人お1人様)
所要時間:約3時間(ツアー約60分、食事約120分)
含まれるもの:食事代、食前酒代、ガイド代
問い合わせ:お近くのJTB商品取り扱い店舗までお申込み・お問合せください。
詳しくはこちら:https://tabisugo.jtb.co.jp/coupons/4608
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MonoMaxの大人版として2018年9月に創刊した『MonoMaster(モノマスター)』。「“遊び心あるモノ・コト”が見つかる」をテーマに、こちらのWEBでは、時計やカバン、ファッション、車から、旅、グルメまで幅広いジャンルの情報をお届け。付録の紹介もしています!
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