モーターとエンジンによるパワフルな走りと外部給電機能も大きな特徴
PHEVならではの給電機能として、バッテリーに蓄えた電力からアウトドアレジャーなどで活用できる「EV給電モード」に加え、停電や災害などの非常時にはエンジンで発電することでより多くの電力を供給できる「HEV給電モード」も備えている。
「HEV給電モード」では、はじめはバッテリーのみで給電し、バッテリーが一定の残量を下回るとエンジンがかかり給電を継続。バッテリー満充電・ガソリン満タンの状態から約5日分の電力を供給可能(1日あたり10kWh、1時間あたり400Wで計算)としている。
なお、給電用のアイテムとして、室内への虫などの侵入や雨天での雨水の浸入を防ぐ外部給電アタッチメントを標準装備。付属のヴィークルパワーコネクターを充電インレットに差し込むことで、ドアガラスを閉じたまま、100V/1500Wの外部給電コンセントとしても活用できる。
充電は200Vの普通充電と100Vの普通充電と、高速充電に対応。チャージモードにすれば、エンジンで積極的に充電も行う。
また、太陽光を効率よく電力に変換し、1年間でEV走行1250km分に相当する電力を生み出す第2世代の「ソーラー発電システム」をオプションで設定。高効率ソーラーパネルを車両ルーフに搭載し、充電スタンドがない駐車場や災害などで停電した場合でも、太陽光さえあれば充電できる。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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