「2100」そのものの完成度にも目をみはる!
もちろん「2100」シリーズそのものの出来のよさも見逃せません。
やっぱり魅力的なのは、11.8mmというアナデジモデル最薄を実現しているケース。一般的なG-SHOCKのアナデジモデルだと、厚さが17~18mmくらいあって普通で、ケース自体デカめだったりするのですが、「2100」はスリムでスタイリッシュなんですよね。ケース素材に、高剛性を発揮するカーボン繊維入りファインレジンを使用したからこその成果です。
スリムだから装着感も良好。腕が細めな人でも着けやすいと思います。
八角形ベゼルも印象的ですし、バンドとの一体感のあるケースフォルムも洗練されています。ラグ部分も不必要なスペースを設けず、コンパクトに設計。ケースサイドやバンドに加えられたディンプルには、G-SHOCKのDNAを感じます。
なお、バンドの付け根にはレバーが付属し、簡単に着脱させることが可能です。付け替えバンドが同梱されているわけではありませんが、別モデルのバンドに交換することも可能です。
ホワイトのLEDライトも明るくて◎。夜間、針が見えにくい状況でも正確に時刻を確認できます。
【総評】「ラグスポ」「原点回帰」に「経年変化」……モノ好きを刺激する傑作だ!
ハイブランドにも共通するラグスポなテイストで注目を集めた「2100」。G-SHOCKのDNAを宿した「原点回帰」という文脈もあるのに、今回は「経年変化」なんていう飛び道具的なニュアンスまで追加されてしまいました。まさに眼福な傑作品。「時計っていいな」って改めて思い知らされたモデルでした。
それに、これほどの仕上がりでいて1万円台半ばという価格にも極上の幸せを感じています。多くの方にとってお求めやすい価格だと思いますから、G-SHOCKの熱烈なファンも、これからという人にも、魅力的なモデルではないでしょうか。
【おまけ】動画でもその魅力を詳しく解説!
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構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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