人口当たりのバイク普及率が世界一の台湾。「バイク王国・台湾」と呼ばれているが、そのイメージはバイクというよりもスクーターという印象のほうが強い。今回、新たに日本にやってきたのもスクータータイプかと思いきやモーターサイクルタイプで、さらに日本でも人気の高いジャンルとなっているファンバイク。
コンパクトで扱いやすいボディに軽快な走り、街乗りからちょっとしたツーリングまでこなせる、気軽に楽しくバイクライフを盛り上げてくれるモデルとなっている。もちろん、日本国内ではまだまだ乗っている人が少ないレアな「ハートフォードモータース」の車両、人とは違ったバイクを求めている人やスモールバイクが好きな人は、ぜひ注目しておきたい一台となっている。
「価格も含めてマジでお買い得」かつてない日本専用戦略SUV“スズキ 新型フロンクス”のデキがよすぎる!自動車ジャーナリストが徹底解説『小沢コージの遊べるクルマ』
オール“メイドイン台湾”モデル
ハートフォードモータースは1995年に台湾で設立し、台湾の台中工業団地と台中精密機械団地に拠点を置いている。親会社となる協鴻工業は、精密部品を製造するマシンを手がけ、ボーイング、GE、エアバス等の世界的な企業にも採用されている。ハートフォードモータースは、設立に至るまで15年以上の高品質なオートバイエンジンの生産経験を積み、エンジン製作の経験と成功を経て、完全自社製作のモーターサイクルブランドとして誕生した。
常にユーザーの要望を念頭に置き、ライディングの楽しさともに、ユニークなオートバイを提供。ラインナップは排気量125〜445ccのモーターサイクルタイプや排気量150〜300ccのスクータータイプなど、小中排気量モデルを主に展開している。
コンパクトなボディに充実の装備
今回、日本で発売となるモデル「MINI ELITE 150」は、バイク然としたスタンダードなデザイン&コンパクトなボディに150ccの水冷4バルブOHC単気筒エンジンを搭載。パワフルなエンジンは、6速ミッションと相まって、コンパクトで軽量なボディをグイグイと引っ張り、気持ちの良い軽快な走りを実現してくれる。
減速時に発生する強いエンジンブレーキを緩和させるスリッパークラッチや前後ディスクのブレーキ&デュアルチャンネルのABSの装備というフルサイズ軽2輪を凌ぐ装備もポイントとなっている。排気量も150ccなので、いざという時には高速道路の走行も可能で行動範囲も広がる。街乗りはもちろん、ちょっとしたツーリングまで気軽にこなせ、バイクライフを気軽に楽しむことができる一台だ。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする