
トヨタからLLクラス ミニバンのアルファード/ヴェルファイアが新型となって登場した。アルファードはよりラグジュアリーに、ヴェルファイアはよりアグレッシブな方向に進化しており、その個性が明確化されたのも注目点となる。すでにいずれも好調な受注を記録しているようで、新型への期待の大きさがわかる。なお、プラグインハイブリッド車(PHEV)は遅れての登場となる。
CONTENTS
【待望の“RS”】ホンダ人気SUV・ヴェゼルに新型「e:HEV RS」が登場!専用チューニングで爽快な走りを追求&4WDも設定
究極のホスピタリティを盛り込んだ「大空間高級サルーン」


今回のモデルチェンジでは、従来から受け継がれる、乗員すべてが相手を思いやり感謝し合える空間という価値をさらに追求して開発を進めたという。そのために「性能を世界基準に昇華させる」を開発テーマに定め、プラットフォームを刷新。「高級サルーン」として、振動・騒音対策、燃費や走りといった基本性能を向上させながら、内外装デザイン、ゆとりの室内空間、使い勝手などをさらに向上させた。

上質な空間として、とくに後席の快適性向上に取り組む

上質なプライベートルームとしても利用できるよう、とくに後席の振動・騒音の低減に徹底して取り組んでいるのも注目点。車体底部の後方にブレースをV字型に設け、後席足元付近には高減衰タイプの構造用接着剤を、車両後方のねじれなどが生じやすい箇所付近には高剛性タイプの構造用接着剤を使用。スライドドアの開口部の剛性を強化した上で、サスペンションはフロントのストラット式、リアのダブルウィッシュボーン式を新たに設計、地面から伝わる微細な振動を吸収する周波数感応型ショックアブソーバーも採用している。
また、ロードノイズや風切り音については、新開発の低騒音タイヤの採用や、エンジンフードの先端やドアミラー、フロントピラーといった風圧を強く受ける部分の形状を最適化するなど風切音発生の対策などを行っている。

この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする
関連記事
 
								


















