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【集中連載】今語りたい名車 Car No.16 テスラ MODEL S P85D

「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
このたび、当連載がめでたく25回を迎えます。
そこで、これまで当連載で扱ってきた名車を本ブログにて1台ずつご紹介。

「スズキの通好みネイキッド、トライアンフの王道クラシックほか」ひとクセあるけど絶対おすすめ!ジャンル別“プロが今乗りたい大型バイク”7選

第16回の名車はテスラ MODEL S P85Dです。

スーパーカー越えの驚異の加速力!
EVは完全に新しいステージに

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モデルSは、アメリカのテスラ・モータースが生産してるプレミアムセダンで、P85Dはその最もパフォーマンスの高いグレードである。
最大の特徴はフロントアクスルにもモーターを搭載する2モーターのAWDということで、モーター出力はフロント193kW、リア375kW、合計で568kW(=772. 3ps)、そしてトルクは976Nm(=98.6kgm)という並みのスーパーカーを超えるアウトプットを誇る。

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0-100km/h加速は通常で3.3秒、パフォーマンスキットをインストールすれば3.0秒というすさまじい数値。
航続距離はNEDC方式で491kmだ。

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またセンターコンソールに17インチのタッチスクリーンが備わっていて、クルマの走行モードをはじめとするほとんどのセッティング、エアコンやオーディオなどの操作や調整、Googleマップやインターネットアクセスなどを統合コントロールしているのも大きな特徴といえる。

車両価格は標準仕様で1369万円で、補助金など適用で1143万4500円。

●ここにも注目!

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そのすさまじいパフォーマンスにばかり注目は集まるが、モデルSは1台のセダンとして考えても、車内のスペースは広いし静粛性は高いし、と充分以上に実用的。

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乗り心地にも荒さはなく、大人4人が快適に移動することができる。

取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2015年時点のもの)

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