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【集中連載】今語りたい名車 Car No.18 フォルクスワーゲン パサート

「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
このたび、当連載がめでたく25回を迎えます。
そこで、これまで当連載で扱ってきた名車を本ブログにて1台ずつご紹介。

第18回の名車はフォルクスワーゲン パサートです。

新しい価値観の追求が生んだ
ドイツ車の“良心”のカタチ。

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パサートはフォルクスワーゲンのフラッグシップに位置付られるセダン/ステーションワゴン。
8代目となった新型はフォルクスワーゲンが2012年から推し進めている“MQB”というモジュラー戦略に則して開発されており、プラットフォームも基本的にはゴルフなど他モデルと部品や技術の多くを共有している。

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また同様にパワーユニットも同じ戦略に基づいて開発されたものが新たに搭載された。
つまりクオリティの高いクルマを安価に提供するため、余計な開発コストを徹底的に抑えるクルマ作りがなされているというわけだ。
エンジンは1.4ターボのTFSIユニットで、パワーとトルクは150ps/25.5kgm。

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7速DCTとの組み合わせで、燃費もJC08モードで17.6km/Lから20.4km/Lへと大きく向上している。
また低速時には歩行者も検知可能なプリクラッシュブレーキシステムの採用など、安全面の徹底強化も大きな特徴。
価格は329万円からと素晴らしくリーズナブルな設定だ。

●ここにも注目!

伸びやかで低くワイドなフォルムが素晴らしくスタイリッシュな新型パサート。

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開発に余計なコストをかけてないとはいえ、単純なコストダウンでないことは、室内のクオリティの高さからも察することができる。

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新型1.4ターボは穏やかだが必要充分以上の動力性能を発揮してくれる。

取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2015年時点のもの)

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