【集中連載】今語りたい名車 Car No.19 BMW 2シリーズ アクティブツアラー
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
このたび、当連載がめでたく25回を迎えます。
そこで、これまで当連載で扱ってきた名車を本ブログにて1台ずつご紹介。
「衣替えですぐ着るのはちょっと待った!」ダウンジャケットを長く愛用するための“ひと手間お手入れ”をスタイリストが徹底解説
第19回の名車はBMW 2シリーズ アクティブツアラーです。
クルマ好きが走りを楽しめる
BMW初のスポーティなミニバン
2シリーズ アクティブツアラーは、2013年に発表されたBMW初のミニバン。
日本では2014年12月から発売が開始されている。
全長×全幅×全高が4350×1800×1550mmとコンパクトなことから、名称こそはサイズが近い“2シリーズ”を名乗るが、2シリーズ クーペとメカニズム的な関連性はなく、現行BMW MINIをベースに開発されている。
そのため駆動方式はBMWブランド初の前輪駆動と4WDの2本立てとされている。
日本仕様のエンジンは、1.5リッター直列3気筒ターボと2リッターの直列4気筒ターボ、そして同じく2リッターの直列4気筒ディーゼル・ターボの3タイプ。
もっとも人気の高いディーゼル・ターボは、150ps/33.7kgmを発揮。
8速ATとの組み合わせで、JC08モードで22.2km/Lとなかなかの高燃費だ。
価格はガソリンエンジン搭載モデルが342万~509万円、ディーゼル搭載車が363万~405万円。
●ここにも注目!
シルエットはどこにでもある一般的なミニバンだが、その顔つきやサイドのプレスラインは明らかにBMW。
室内のデザインも間違いなくBMWの公式に則ったもの。
けれど収納スペースの豊富さやシートアレンジなど、ミニバンとしての利便性はしっかり追求されている。
取材・文/嶋田智之 撮影/福永仲秋(ANZ)
(本文の内容は2015年時点のもの)
■関連記事
ビームスライツのBIGバッグインバッグは本誌付録史上最高級の出来です!【MonoMax8月9日発売号特別付録】
モノマックスの記事をシェアする