“いつもの味”に導く、ブレンドの妙
各銘柄が持つ、特徴ある独自の香りや味わいは、複数の葉たばこを組み合わせたブレンドによって作られています。しかし、葉たばこは農作物。同じ品種の葉たばこも、日照量や雨量、気温や湿度など、さまざまな条件によって香りや味わいが毎年変わるのです。ところが、銘柄特有の“いつもの味”は、ずっと変わることがありません。
その理由は、使用する葉たばこの種類やブレンドの配合を毎年調整しているから。収穫した葉たばこの産地や年産の違いによる香りや味わいの変化を考慮し、“いつもの味”をキープしているそうです。
香りと味のカギとなる葉たばこ
なにげなく吸っているたばこは、栽培やブレンド、ひいては研究開発など、長い歳月をかけて完成したもの。それを頭の隅に置きながら、一服の時間を大切に過ごしたいものです。銘柄で異なる香りや味の特徴(=葉たばこの品種やブレンドの違い)を改めて確かめてみるのはいかがでしょうか。
この記事の画像一覧
この記事のタグ
この記事を書いた人
エディター・ライターコマツショウゴ
フリーランスのエディター・ライターとして、雑誌やウェブメディアの企画を手掛ける。ファッション、カルチャー、アウトドアのジャンルを中心に、幅広く活動中。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする