スマートミニウォレットは“語れるポイント”の宝庫!
熟練の職人の手によるレザーの「漉き」が行われることで、18枚ものレザーがわずか5㎜に収まっている。
対称的に配置されたコイン入れと紙幣入れ。薄さを実現するとともに、使い勝手もグンと上げている。
背面にあるコイン入れ。片マチジップ仕様のため硬貨が一カ所に片寄りにくく、取り出しやすい配慮がなされている。
財布表地はフランスの高級老舗タンナー・アルラン社が手がけた、美しい発色と細やかな型押しが特長のゴートレザーを採用。自然な光沢が高級感を醸し出す。
ブランドキーパーソン スペシャルインタビュー
スマートミニウォレットをはじめ、独自の感性と技術力をフルに活用し、ラルコバレーノの財布を支えているカルロ氏。彼に「ラルコバレーノの魅力」を改めてうかがった。
カルロ・ザラ
ラルコバレーノの財布を生産する工場の責任者。19歳から工房に入り、確かな目とその腕で数多くの傑作アイテムを生み出してきた。
時には職人たちを鼓舞し、時には工具を手に自ら作業に臨むカルロ氏。スマートミニウォレットや数多くの名作を支えてきた、ラルコバレーノの財布を生産する工場の責任者だ。
「元々革小物に興味があり19歳からこの世界に。今は工場の責任者としてラルコバレーノのユーザーや日本からのリクエストに対して、早く美しく、情熱を持って対応しています。ラルコバレーノの強みは、厚みのあるレザーを薄くきれいにすいて、美しい製品に仕上げること。そして美しさだけでなくしっかりとした強度も持たせていること。そのためには、綿密に計算されたレシピが欠かせません」
ラルコバレーノの財布は、型紙ほか、カルロ氏が計算したレシピを元に作られている。そのレシピこそが、ラルコバレーノの財布の心臓部なのだ。そんな氏が、スマートミニウォレットの次に注目しているアイテムはあるのだろうか。
「スマホが入れられるミニショルダーバッグはおすすめです。ラルコバレーノのこれらすべての製品は、機能美+αが宿っていますから」
自ら工具を手にすることも多いカルロ氏。どの工程でも熟練の技を発揮する。
問い合わせ:エンメ TEL:03-6427-2261
https://www.emme-store.jp
撮影/Frankie Vaughan 取材・文/奥家慎二(MonoMax編集長)
この記事の画像一覧
この記事のタグ
モノマックス2024年12月号のご案内
この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Twitter:@MonoMaxWEB
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする