【集中連載】今語りたい名車 Car No.24 プジョー 308GTi 270 by プジョースポール
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
このたび、当連載がめでたく25回を迎えます。
そこで、これまで当連載で扱ってきた名車を本ブログにて1台ずつご紹介。
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第24回の名車はプジョー 308GTi 270 by プジョースポールです。
走りの水準が極めて高い
現時点でのホットハッチ世界一
308GTi 270 byプジョースポールは、ホットハッチ作りが巧みなことで知られるプジョーの最新にして最強のモデルとして今年の春先に上陸。
モータースポーツ部門でありレースカー/ラリーカーの開発を担っているプジョースポールが、308GTiをベースにして徹底的なチューンナップを施している。
控えめな外観とは裏腹にありとあらゆるところに手が加えられているが、最も特徴的なのは車の“270”が表しているとおり、1.6ターボのパワーが270psへと引き上げられ、加速性能重視のギア比がセットされた6速MTと組み合わせられていること。
シャシーもダンパーやスプリングのみならず、ほぼ全面的に見直しが図られ、トルセン式のLSDも備えられている。
当然ながらブレーキも強化される。
価格は436万円と決して安いとはいえないが、施された改良の量と質を考えればむしろバーゲンプライス、といえるレベルにある。
●ここにも注目!
元はダウンサイジング系だった1.6ターボエンジンを270ps/33.kgmまでチューンナップ。
相当に速いが、普通に転がすぐらいなら誰でもできるくらいの扱いやすさは持つ。
元々クオリティの高かったインテリアは、バケットシートなどでよりスポーティな仕様とされる。
取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2016年本誌掲載時点のもの)
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