インテリアでは「MBUX」やナビゲーションシステムを最新世代にアップデート。安全性や快適性を高めるアダプティブハイビームアシストや駐車時や狭い道などで車両の周囲の状況をディスプレイで確認することができる360度カメラシステムも全モデルに標準装備し、Burmester サラウンドサウンドシステムをオプション設定するなど、安全&快適装備とも充実させている。
また、新世代のステアリングホイールを採用し、オプションのAMGラインパッケージを選択すると、3本のツインスポークにより近未来的なスポーティさを演出するのも新しい。素材についても見直しが図られ、レザーARTICO/ファブリックのシート中央部には、100%リサイクルから得られた原料を使用したファブリックを採用している。
パワートレーンも最新テクノロジーでアップデート
パワートレーンにもアップデートが加えられ、CLA180には1.4L 直4ターボエンジンに48V電気システムとBSG(ベルトドリブン スタータージェネレーター)を使ったハイブリッドシステムを搭載。この1.4L 直4ターボガソリンはノイズの低減や軽量化をさらに進めた最新仕様だ。
一方、CLA200dは、150psと320Nmを発生する2.0L 直4ディーゼルターボを搭載。ターボチャージャーは可変ジオメトリーを採用して全域でトルクフルな加速を実現、排出ガス浄化システムにはアドブルーも採用している。
AMGモデルはCLA35 4マティックに一本化。そのメルセデスAMG CLA35 4マティックには、306psと400Nmを発生する2.0L 直4ガソリンターボエンジンを搭載する。今回の改良では、このユニットにもBSGと48V電気システムが組み合わされ、クランクシャフトに対し最大トルク160Nmの動力補助を行い、燃費低減効果だけでなく、パワートレーンの総合性能を引き上げる。
組み合わされるトランスミッションは、CLA180が7速DCT、CLA200dとAMG CLA35 4マティックは8速DCT。駆動方式はCLA180とCLA200dがFFで、CLA35 4マティックは4WDとなる。ハンドル位置は、すべて右のみとなっている。
■メルセデス・ベンツ CLA / CLAシューティングブレーク
4ドアクーペ:
CLA180:¥5,730,000
CLA200d:¥6,070,000
メルセデスAMG CLA35 4マティック:¥8,540,000
シューティングブレーク:
CLA200d シューティングブレーク:¥6,170,000
メルセデスAMG CLA35 4マティック シューティングブレーク:¥8,640,000
※4ドアクーペに設定される「CLA 180」は遅れて11月以降注文の受付を開始、デリバリーはその後となる。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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