メルセデス・ベンツ日本はコンパクト4ドアクーぺの「CLA」とそのワゴンバージョン「CLAシューティングブレーク」の改良型を発表し、販売を開始した。
「CLA」はAクラス ファミリーのFF4ドアクーペで、初代モデルは2013年に当時爆発的人気を誇っていた「CLS」の弟分として登場、クーぺ流儀の美しいスタイリングとメルセデスの確かなメカニズムでたちまち世界中で大ヒットした。また2015年には高い利便性を融合した「CLAシューティングブレーク」が登場して、こちらも人気者となった。
現行型のCLA/CLAシューティングブレークは2019年に登場した2代目で、対話型インフォテインメントシステム「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)」や最新の安全運転支援システムを採用して、その人気を揺るぎないものとしている。今回はそんな世界的なヒットモデルのグローバルでのアップグレードに合わせて発表されたもので、日本でも注目が集まっている。
メルセデス・ベンツらしい誠実で実践的な進化
今回のマイナーチェンジでは、まずエクステリアデザインを刷新したのが注目点。具体的には、マットクローム仕上げの小さなスリーポインテッドスターが無数に散りばめられたシングルルーバータイプの「スターパターンフロントグリル」や、よりシャープな印象を与えるデザインのヘッドランプを採用。アルミホイールのデザインを一新し、リアではテールランプやディフューザーのデザインも変更されている。
AMGモデルやAMGラインパッケージは大口径のエアインテークの専用グリルやバンパーでよりアグレッシブなデザインを採用。AMGモデルは縦ルーバーの専用グリルや専用ボンネットエンブレムで、スペシャルなモデルであることが示されている。
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