高品質スーパーマーケットとしてまず名前の挙がる「紀ノ国屋」。現代のスーパーのシステムを日本で初めて導入するなど、創業以来スーパー業界で常に一歩先を歩んでいる存在の紀ノ国屋ですが、今力を入れているのがプライベートブランドの「紀ノ国屋オリジナル」。ハイクオリティでオリジナリティに富んだ商品の数々は、全国に次々とファンが作られるほど。
今回は、そんな人気PB「紀ノ国屋オリジナル」に迫るべく、開発トップである紀ノ国屋の副社長「髙橋一実」さんを直撃!類いまれなブランド力の秘密や、PB商品の開発秘話などを逐一解説します。合わせて、紀ノ国屋3店舗の店長が絶対の自信をもってオススメする「絶品PBグルメ3選」もご紹介!
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「紀ノ国屋」ヒストリー
●1910年「青山で創業」
東京都港区青山で、果物商としてスタート。
●1953年「日本初のセルフサービス式スーパーマーケット開業」
当時の一般的な商店には存在しなかった、「お客が自分で商品を選びレジで精算する」セルフサービス・スーパーマーケット業態を日本で初めて導入。商品を入れるクラフト紙製バッグ提供も開始。
また、店内でのショッピングに便利なショッピングカートも導入。当初は米国人向けストアで使用されたものを使っていた。
●1963年「外国フェア企画の先駆け」
海外の食文化に接することが少なかった時代に、どこよりも早く外国フェアを開催。当時、憧れの観光地だったハワイも特集された。
●1995年「エコロジーバッグ登場」
東京都が買い物バッグの普及を目指して推進した「マイバッグキャンペーン」として販売開始。ブランドエコバッグの先駆けとなった。
●2010年「創業100周年」
従来の路面店に加えて、新たな試みとしてJRの駅ビルや駅ナカにも出店戦略が始まる。より幅広いユーザー層の開拓を目指す。
●2023年「さらなる進化へ」
他社スーパーへの卸し、関西や東海エリアに1号店開店、全国での特別販売会開催など、より柔軟な姿勢でファンとの接点を拡大中。
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この記事を書いた人
ライター金山 靖
文房具、家電、インテリア、雑貨などライフスタイル系グッズに精通。商品の企画開発担当者をはじめ、タレントや文化人などへのインタビュー経験も豊富。カップ麺やお菓子などグルメ全般にも造詣が深い。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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