コロナ禍以降、アウトドアの立ち位置が変わり、InstagramやYouTubeによってその多様化したスタイルが拡散された。いまどきのキャンプスタイルは、マニアを虜にするほど魅力にあふれていた。そんな今、押さえておくべき基本スタイルとはどのようなものなのか?
今回のテーマは「ワントーンスタイル」。テントなどの大型ギアから小物類までカラーを統一したキャンプスタイルの魅力を、3組のお手本キャンパーたちから学ぶ。
①「SANDSTYLE」
サンドカラーなど淡く落ち着いた自然色、ウッド製品などをふんだんに使ったキャンプスタイルが、コロナ禍にトレンドとなった。
<お手本キャンパー>
ヒヌマフウフさん(YouTube:@hinumafuuuf Instagram:@hinumafuuuf)
コロナ禍からキャンプをはじめ、上達するために夫婦でいろいろと工夫をするようになったのがキャンプに凝りはじめたきっかけ。いまでは最長で3泊、昨年は通算50日くらいキャンプ泊をした北海道キャンパー。
「キャンプの魅力を一言で表すと『デトックス』です。キャンプサイトはサンドカラーで統一され、軽量化もポイントです。私たちは夫婦で協力し合ってサイトの設営を行うことを大切にしています。ギアはあまり高価なものを購入せず、必要最低限のものを購入し、使い切るまでできるだけ使用します。ギア選びの基準はしばしば妻のご機嫌に左右されることがあります(笑)。最近、慎重に選んだクーラーボックスは大容量でありながら軽量で、お気に入りです」
テントやタープといった大型ギアだけでなく、チェアやクーラーボックスなどもサンドカラーのワントーンに統一している。クーラーボックスはシマノのヴァシランドVL40L、チェアはワンティグリスのハイバックチェア。
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