【集中連載】今語りたい名車 Car No.26 DS DS5
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
本ブログでは、これまで当連載で扱ってきた名車を1台ずつ紹介しています。
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第26回の名車はDS DS5です。
夜の甘美な香りすら漂う
フランス文化そのものの高級車
DSはフランスならではの独自の価値観で構成される高級車を生み出すべく、2015年にシトロエンから独立したブランド。
DS5は、そのトップエンドとしてラインナップされている。
そのスタイリングデザインはステーションワゴンと5ドアハッチバックの間にあるようなクロスオーバーであるが、実用一点張り
な雰囲気がどこにもないのはさすが。
室内は独特な美意識に彩られた美しい空間としてデザインされていて、素材の選び方や使い方にこだわった上質さが視覚的にも触感的にも心地いい。
メカニズム的には165ps/24.5kgmの1.6リッターターボに6速ATを組み合わせたFWD。
サスペンションは前マクファーソンストラット、後トーションビーム。
そうしたスペックからは想像できない爽快なスポーティさと豊かな心地の乗り味が特徴的だ。
価格は409~454万円。
クリーンディーゼルの搭載も予定されている。
●ここにも注目!
1.6リッターターボのエンジンはスポーティなチューニングが施されてるわけではないが、低速からトルクが豊かで街中で乗りやすく、GT性能もなかなかのもの。
インテリアの独特の雰囲気は、まるで工芸品のような美しさ。
その上質な居住空間は、とても快適だ。
取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2016年本誌掲載時点のもの)
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