英国を代表するモーターサイクルメーカー、トライアンフモーターサイクルズ。そのモデルとして多くの人は、クラシカルなモデルや昨今勢いのあるアドベンチャーモデルを想像するが、以前はスーパースポーツモデルもラインナップをしていた。だが2020年の限定車となる「DAYTONA MOTO2 765」以降、新たなモデルが発売されることがなく、ファンたちは新たなトライアンフのスーパースポーツモデルの登場を願う人も多かった。
そんなライダーたちの願いが叶って今年登場するのがこの「デイトナ660」。扱いやすさと走行性能のバランスが良く、価格としても手の出しやすいミドルクラスのモデル。バイクはやはりスーパースポーツというファンも多く、また若いライダーや女性ライダー層からの支持も高い。爽快な走りと所有感、その両方を満たしてくれるそんな一台となっている。
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アグレッシブなスタイルに力強い走りを備える
そのスタイルはデイトナシリーズのDNAを継承しつつ、斬新な形状やシャープなボディラインによってさらにアグレッシブなデザインに仕上げられている。
ツインLEDヘッドライトは中央部分にエアインテークを備え、ボディワークによって力強いフォルムを強調、そしてLEDライトの輪郭を際立たせている。またライダーが跨ることでボディとの一体感を感じられ、キュッと跳ね上げられたリヤデザインもスポーティな印象を高めている。
そんなシャープされたボディに搭載されているのは、進化を遂げた660ccの水冷並列3気筒エンジンで、ピークパワーは95PSでピークトルクは69Nmを発揮する。ちなみに同排気量モデルの「トライデント660」と比較するとパワーは17%、トルクが9%アップ。エキゾーストも一新され、ライダーの気分を上げてくれるスポーティなサウンドを奏でてくれる。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
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